【独自取材】現役最古の電車の「窓」がなんと「明治の伝統」だった！！（後編）【阪堺】

まずは前半の部をご覧ください↓
   • 【独自取材】現役最古の電車の「窓」がなんと「明治の伝統」だった！！（前編）【阪堺】  
後半の部は鉄道ファンのYouTuberの動画を真似てみました。

大阪を走る「日本最古のボロ電車」（誉め言葉です。ホントは地球で一番好きな車両です）に、前半で朗読した芥川龍之介の『蜜柑』ばかりか、1872年の新橋～横浜間鉄道開業当時の150年以上前の「痕跡」が残されているよ！という動画です。

なお、私が今回投稿した現役の阪堺モ161型ではなく、動態保存車両である阪急900形（製造初年1930年）の同じ構造の窓の開閉映像を、阪急公式ファンチャンネルである「
【公式】阪急電車ファン全員集合!」の動画「【阪急電車】正雀車庫に眠る保存車両【阪急電車の原点に迫る】」（2021年7月17日公開、最終閲覧日2023年10月5日）の08:04~で先に公開されていますので、ご覧になりたい方はこちらもどうぞ。
   • 【阪急電車】正雀車庫に眠る保存車両【阪急電車の原点に迫る】  

ネット検索ではたどり着けない情報を載せました。だから情報集めは「ググったらわかった！」ではありません。動画をご覧になると解る通り、「時間はかかっても事実に近い確かな情報が得られる、昔ながらの方法」で調べています（研究職の皆さんやジャーナリストの皆さんは、これが当たり前です）。

ですので、最近流行るネット上の情報だけで作った「まとめ動画」「ゆっくり解説」「考察」とも一線を画していると、自負できます！

たとえスマホ全盛、SNSの流行、投稿した時話題だったchatGPTの世となっても、「真理がわれらを自由にする」は私の座右の銘です。

因みに途中、車内で私が紙の新聞を広げて本を読んでいる写真が挿入されますが、これは「演出」でも「ネタ」でもありません。
私は「スマホ」が大嫌いで持っておらず紙の新聞を購読していて毎朝読んでいるのですが、撮影当日はただ朝が忙しく自宅で読めなかったので、やむを得ず取材中に読んだだけの話ですよ（「戰前系21世紀人」ですから）。

なお、今回取り上げたモ161型は、冷房のかかるシーズンには走りません。ご乗車体験をされたい方は、秋～春くらいの冷房の必要のない時期に大阪にお越しくださいね。

では、お楽しみください！

参考文献：
『鉄道車両のパーツ―製造現場をたずねる』（石本祐吉 アグネ研究センター 2004年）
『日本の鉄道「ことはじめ」』（沢和哉/著 こうの史代/挿絵 築地書館 1996年）

2023年5月7日投稿
2023年8月14日タイトルとサムネイルと説明文変更
2023年10月5日説明文変更
2023年10月26日サムネイル変更
2024年2月25日タイトル変更
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