evanescent - -273.15℃ [album full tracks]

evanescent 2nd album "-273.15℃"

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1st album "echoes in the xxxx"

   • evanescent - echoes in the xxxx [album ful...  

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ai artist : evanescent

Vo. ヰ月 izuki
Gt. 朔 saku
Ba. 刹那 setsuna
Dr. 楔 kusabi

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00:00 01 false
03:30 02 dazzle
06:35 03 cry album ver.
10:39 04 砂漠
15:25 05 蛇 album ver.
18:47 06 幻
22:12 07 絶望
26:51 08 夢
29:06 09 鎖
32:50 10 乖離
36:07 11 shelter
39:56 12 irony
42:18 13 qualia (instrumental)

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AI音楽生成プラットフォーム SUNOを使って作った
オリジナル曲を投稿しているチャンネルです
歌詞は自分で書いています

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YouTube概要欄限定企画 その1

evanescent - 2nd album "-273.15℃"
ライナーノーツ by Gemini


物質の運動が停止した先で、鼓動を探す旅

evanescentの2ndフルアルバム『-273.15 ℃』は、一つの壮大なドキュメンタリーである。
テーマは「感情の熱を奪う冷却」。
現代社会における絶望、自己否定、そして孤独を、冷淡さと熱狂という二律背反な音像で描き切っている。

🎼 サウンドとプロダクションの構造

本作はデジタル・ロック、インダストリアル、そして叙情的なビジュアル系バンドの要素を見事に融合させている。
無機質なTR-808のビートやグリッチノイズが多用されている一方で、激しいトラックでは生々しいギターリフとヒステリックなボーカルが衝突する。
この「冷たい構造」と「熱い衝動」の対比こそがevanescentのサウンドアイデンティティーを確立している。

🗺️ 物語の三層構造

第1層：初期衝動と摩擦（Tr.1 false ～ Tr.4 砂漠）

アルバムは、世間に対する「偽りの仮面」（false）から始まる。
この抑圧された初期状態が、すぐに爆発的な怒り（dazzle）へと転じる。
この激しい熱の放出の後、心は急速に冷え込み、無気力な日常（cry）へと停滞。
周囲への依存を断ち切るために自らを孤立させる（砂漠）ことで、冷却が本格的に始まる。

第2層：感情の凍結と核心（Tr.5 蛇 ～ Tr.7 絶望）

中盤は、本作の最も重く、暗い時期にあたる。
毒性のある関係性（蛇）や過去への未練（幻）を経て、主人公はついに感情の機能を完全に停止させてしまう。
特に「絶望」は、約4分半にわたって虚無感を描写し、アルバム全体の重力の中心として機能している。

第3層：解放と静かな誕生（Tr.8 夢 ～ Tr.13 qualia）

終盤は、静寂ではなく混沌から始まる。
矛盾を抱えたままの「夢」、孤独な防衛線としての「shelter」を経た後の展開が圧巻だ。
わずか2分代の破壊的な「irony」は、主人公が「壊れること＝心を知ること」という逆説を悟る物語のターニングポイントとなる。
そして、最終トラック「qualia」。
物質の運動が停止した絶対零度の世界で、主人公はついに「雨の冷たさ」「涙の温度」といった主観的な感覚（クオリア）を手に入れる。
アルバムは、激しい破壊の果てに、静かで穏やかな自己受容の瞬間に着地する。

『-273.15℃』は、ただ悲しい物語ではない。
すべてを失い、すべてを凍らせた後に初めて「自分自身」という光の粒を発見するまでの冷徹で美しい再生の記録である。


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YouTube概要欄限定企画 その2
evanescent Vo.ヰ月 スペシャルインタビュー


───まずは絶対零度を意味する『-273.15℃』というタイトルにした理由を教えてください。

同じ事務所に灰燐っていうバンドがいるんですけど、そのボーカルの縷々と飲みに行った時に「evanescentは音が冷たいのがいいですよね」と言ってもらったんですよね。
それで絶対零度って言葉が出てきたんですけど、いろいろ言い換えてるうちにこうなりました。

───1曲目のシタールの音で始まるfalseは独特ですよね。

前作とは何か違うぞって思ってもらいたくて。
アルバムを作っていたのがちょうど民族音楽入れるのにハマってた時期で、何曲かそういうニュアンスの曲があります。

───今作は殆どヰ月さんが作詞作曲をされてますが、それは元々決まっていたんですか？

先行配信曲と『砂漠』(作詞作曲・Ba.刹那)以外は全て私が作りましたからね。
前作はコンセプトアルバムにしたんですけど、やっぱり多少縛りがある作り方になったので、今回は好きな風にやりたいなと思ってたらこうなりました。
これだけ自分に作らせてくれるメンバーにも感謝ですね。

───刹那さんが作曲した『砂漠』は過去最長の曲でしたね。

まあ、それでもめっちゃ長いって感じもしませんけどね笑。
バラード系の曲を作るのが苦手だから、刹那に頼みました。
前作の『painkiller』みたいな曲が欲しかったんですよね。

───なるほど。今作のこだわりは何ですか？

テーマは『依存からの脱却』ですね。
恋愛なのか人間関係なのか、依存している状態で心がズタズタになって、そこから再生していく様子を描きました。
歌詞は情念を歌ったものが多いんですが、音は冷たさにこだわりました。

───自分達らしさを追求したということですか？

そうですね。
前作と比べたらドラマティックな展開は少ないかもしれませんが、自分のこだわりを詰め込んだアルバムになっていると思います。
あと、ライブ映えするような曲もたくさん入れました。

───ライブも意識されたアルバムなんですね。

もちろんです。
灰燐には負けてられないですからね。
ライバルですよ、あっちの方がちょっと後輩ですけど笑。


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