【成田空港】今回も起きた”小さな奇跡”！上野動物園のジャイアントパンダ・リーリー＆シンシン離日のひとコマを追った！

昨年のシャンシャンに続いて、中国へと里帰りすることになった上野動物園のリーリーとシンシン。毎回、そのためのお迎えチャーター便が成田に来た時は、多くのパンダファンの方々が各地より成田へいらっしゃり、涙ながらのお別れをされるのが常！ただのしがない飛行機ファンであるこの爺からいたしますと、それがまたなんともいたたまれないものなのでございまして・・・。ただ、今回のお迎えチャーター便に充当されたのは、最近の成田ですとかなり珍しい存在となりつつあるボーイング757！いったいどうしたものかとギリギリまで迷いましたが、思いきって早朝の成田へ出掛けてみることにしたのでございました。
出発時刻が早いということで、シャンシャンの時に比べるとファンの方々の数は少なめだったものの、やはり、それぞれの”想い”を胸に秘めたパンダファンの方々の姿が・・・。しかも、いよいよ出発というところで、すべてが「お見送りの方々にとってプラスになる」ような、どう考えても”奇跡”としか思えない小さな出来事が次々と起こり始めたのです。飛行機ファンだからこそ気づくことのできた、そんな”小さな小さな奇跡の数々”・・・とは？
ともすると、飛行機をよく知るファンの方々からすれば「いちいちオーバーなんだよ！そんなのただの偶然じゃねぇか！ぜーんぶ”普通に起こり得る”ことだろうがよ！」と思われるかも知れませんし、もしかしたら、そんなお叱りのお言葉をいただくことになるかも知れません。しかし、確かにそれら1つ1つは”日常でもよくあること”であったとしても、それがすべて上手く重なり、そしてそれがすべてが、今日のためにわざわざ成田までお越しになられたパンダファンにとってプラスになることばかりであったとすれば、たとえばキャセイカーゴとか手前のスポットを使いそうな便が軒並み遅れていたことだったり、北貨物エリアから出るのに誘導路Aに入れなかったり、到着機も後続機もいなくてインターセクションがアプルーブされたりといったことも、すべてがすべて一度に起こり、それが全部”単なる偶然”という言葉で片付けられないようにも思えてならないのです。1つ1つのことは充分に起こり得ることだとしても、それがすべて1つの便にまとまり、そして、デッキに詰め掛けられているパンダファンの方々に”幸せ”を及ぼしているのだ・・・とすれば、今まで本当にたくさんの人々に愛されたリーリーとシンシンが、お礼の言葉を発せない代わりに、ほんのちょっとだけ目に見えない”奇跡”を呼び起こしてくれたんじゃないか・・・と。
別にメルヘンに走るつもりは毛頭ないのですが、おバカで脳みその作りが悪いこの爺には、今回のそうした偶然の数々が、パンダとお別れするためにわざわざ成田へお越しになった方々へ向けた、本当にステキな”奇跡”であったように思えた次第でございます。愛は”奇跡”を起こすもの・・・。きっと「年甲斐もなく、その顔でそんなこと言うか？」って笑われちゃいそうですけど・・・ね（苦笑）。

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BGM by Peritune

なお、BGMがお嫌いな方のために、毎回、BGMカット版を別にご用意させていただいているのですが、今回、使用した映像素材の多くに、お別れにお越しになられたパンダファンの方々の声が入っておりましたため、今回の動画に関してはBGMカット版の制作を断念せざるを得なくなりました。次回以降は、従来通りBGMカット版の制作を続けて参る予定でおりますので、今回に関しましてはどうぞご了承下さいませ。

#成田国際空港
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