一度も会ったことのないロシア人家族の家に突撃。家の軒先で車中泊する僕らは彼らに受け入れてもらえるのか？？【ユーラシア軽キャン旅008】

軽キャンピングカーで世界を旅する夫婦、マルとユウコのVlogです。

今回はとあるご縁で紹介されたロシア人家庭の家を訪問。彼らの家の軒先にホヌ号を停めて車中泊させてもらいます。彼らの息子さんの誕生日パーティーに参加し、ユウコは寿司を作ります。ロシア式家庭サウナ「バーニャ」も初体験させてもらいました。ロシア人家庭との交流の様子をご覧ください。

【僕らがこの旅で作る寿司について】
今回の動画でユウコが作ったのは「ロール寿司」です。
昨年の旅でも、モンゴル・トルコ・ブルガリア・モンテネグロ・エジプトなどで機会に恵まれ、出会った人たちにロール寿司をふるまいました。その様子は YouTube チャンネル「Maru Tabi TV」のシーズン1にもアップしています。

こうした動画に応援コメントをいただきますが、時にはこんな声も届きます。
⚫︎ロールなんて寿司じゃない。寿司と呼ぶな！
⚫︎変な寿司を海外に広めるな！

確かにこのようなロール寿司(カリフォルニアロール)は日本人が思う「寿司」とは見た目も味も異なります。
ちなみにユウコは銀座やハワイの寿司店で働いた経験もあり、日本式の「握り寿司」ももちろん作れます。

ではなぜ海外でロール寿司を作るのか？
理由はシンプルで、握りに必要な食材が海外では手に入らないからです。
日本では新鮮で多様な魚がそろいますが、海外で生食できる魚はまれで、あってもサーモン程度。サーモンだけの握りでは見た目の華やかさや味のバリエーションに欠けます。そのため海外では日本から食材を空輸するような本格的な日本食レストランを除けば、庶民的な店やスーパーで見かける「寿司」はほぼロール寿司。多くの海外の人にとって、Sushi＝ロール寿司なのです。

もちろん、日本通や食文化に詳しい人は“握り“が日本の寿司だと知っていますが、それはごく一部です。

その現状を日本人として否定するか、受け入れるか？　考えは人それぞれだと思いますが、僕らは後者の立場です。

食文化が広まるということは、必ず「現地化」や「変化」を伴います。
交通や通信の発達で異文化が交わり、食材や調理法が現地仕様に、味はその土地の人の好みにアレンジされます。それが重なることにより食文化の豊かさにつながってきた歴史があります。寿司も同じく、現地食材や味覚に合わせて変化し、それぞれの形で楽しまれている。それは自然なことだと思います。

そもそも日本で我々が食べている、例えばイタリアンや中華料理にも、本国の人から見れば「これは違う」というものは多くあることでしよう。それでも私たちはそれをイタリアン、中華と呼び、日本人の口に合う形で楽しんでいます。それを本国から来た人から「これは本国の料理じゃない」「イタリアンと呼ぶな」と言われたとしたら、戸惑うしかありませんよね。

ユウコはこの旅でその土地で手に入る食材で工夫し、できる限りのベストなSushiを作ります。実際に旅で出会った人にふるまうと、「地元のレストランより美味しい」「今まで食べてきた寿司と全然違う」と喜んでくれることがほとんどです。

そして僕らはいつも、現地で作ることのできない握り寿司の写真をスマホで見せて説明します。
「実は日本ではロール寿司はあまり食べなくて、写真のような握り寿司が一般的だよ。マヨネーズやテリヤキソースは使わず、新鮮な魚の味を活かしてほとんど醤油だけで食べるんだよ」と。カラフルな握り寿司を知らない人は驚き、たいていこう言ってくれます。
「それは知らなかった。そんな寿司はこの国では見たことない。いつか日本に行って食べてみたい！」と。
僕らがこの旅の中でできるのはここまでです。でもこのような機会を通じて握り寿司を知った海外の人々が、いつか日本に来て本場の寿司を味わってくれる日が来たら良いなと思っています。

そんな思いで僕らはこれからも旅を続けます。そしてこれからも機会があれば現地で作れる日本食を通じて、たくさんの海外の人と交流していきたいと思っています。

※ユウコのYouTubeチャンネル
「Yuko’s Sushi Journey」
   / @yukosushijourney  

【旅の概要】　「世界🌎車中泊の旅」※2025年6月〜
日本からヨーロッパまで、軽キャンピングカーの「ホヌ号」で一年かけてユーラシア大陸を自走で横断します！鳥取県から国際カーフェリーでキャンピングカーをロシアのウラジオストクまで運び、そこから大陸横断の旅がスタートしました。

このチャンネルでは夫婦で行く軽キャンピングカーでの“海外“車中泊旅の様子を紹介しています。寿司シェフのユウコが旅先で外国人に寿司を振る舞い、フォトグラファーのマルが素敵な風景を写真に撮ったりします。

【日本から自家用車を海外に運ぶ方法】
私たちがどのようにして自分の車(軽キャンパー）を海外に輸送したのかを下記の動画で解説しています。
   • 【解説】キャンピングカー、自動車を海外に持ち出すための手続きと手順、私たちが実際に支...  

【旅の目標】
地理的な目標はユーラシア大陸の最西端、ポルトガルにある「ロカ岬」。
しかしこの旅の目的は単に大陸横断を目指すということではなく、旅先での現地の方との出会いと積極的な交流に重きを置いています。

たくさんのトラブルに見舞われながらも！？　多くの方に助けてもらいながら旅を続ける2人の様子をぜひ見守ってください。私たちもできるだけ現地の方にご恩を返しながら旅を続けたいと考えています。

【車でもあり家でもあり、、】
愛車のキャンピングカーはJPスター「Happy 1 Premium」のホヌ号。ベース車両は軽トラックのダイハツ・ハイゼット。

【現在地・リアルタイム情報】
私たちの現在地などリアルタイム情報はInstagramをご確認ください。

⭐️私たちの夢⭐️
「日本から大陸規模の旅（Overlander）や海外車中泊旅に出る旅人のためのコミュニティを作ること」

多くの方が日本国内をキャンピングカーなどで車中泊して周られています。あるいは老後の楽しみとして考えている方も多いでしょう。
日本には美味しいものがたくさんあり、各地に温泉もある。快適で安全な旅ができます。けれど日本を飛び出してキャンピングカーで海外に出る！という選択肢もあることを、身を持って実践して示します。そこには国内では経験できない発見があり、出会いがあります。

近い将来、そういった方々同士で情報交換したりお互いを支え合えるようなコミュニティを作りたいと思っています。
応援よろしくお願いします！

⭐️Maru Tabi TV シーズン1 ⭐️
※2024年6月〜12月
マルの50歳記念に「５ヶ月間で5カ国を周って500万円寄付」を行ったチャリティ世界旅行

⭐️お仕事のご依頼や案件のご連絡は
・　InstagramのDM
・　[email protected]
よりご連絡お願いいたします。

※ユウコのYouTubeチャンネル
「Yuko’s Sushi Journey」
   / @yukosushijourney  

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