【故障の原因は?②】 鉄拳カードワールド ナムコ namco Arcade Actual Hardware 【キッズメダル】 【AC】 Arcade PCB repair
Автор: STM 27C256
Загружено: 2025-08-29
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基板実機よりビデオキャプチャ録画。Video capture recording from the actual board
【修理完了後の正常動作はこちらの動画】⇨ • 【レア演出!! 99枚!!】 鉄拳カードワールド ナムコ namco Arcade...
以前、動作未確認品のジャンク基板複数をまとめて入手した際の一枚。
ジャンク基板は何かしら故障している確率が非常に高いです。
こちらの動画の鉄拳カードワールド基板もまたまた故障品でした。
音声・ゲーム自体は動いているものの縦方向のキャラクター化けが発生しています。
ゲーム自体は動いていますがキャラクター化けの原因がSRAM不良では無いことを祈りつつ原因を探ってみました。
このような中途半端なキャラ化けは結構厄介な故障になる場合があります。
こちらの基板も基板上のコネクタとコンデンサの状態が非常に悪く、破損しているものが多数有ったので、まずはそれらの部品を新品に交換しました。
後日部品交換後、ゲームを立ち上げても状況は変わらず。
筐体から基板を取り出す際の扱いが荒かったのか基板パターンも傷が多数でした。
最初に前回不都合だったとびこせ! ジャンプマン基板の故障原因である表面実装部品の脚を爪楊枝で軽く擦るようになぞり、はんだ剥がれが無いか確認。
爪楊枝で擦るとはんだが付いている脚は「カタカタ」と音が聞こえます。
はんだが剥がれていると音が変わり「ピーン」と鳴ることがあります。
しかし表面実装部品の脚を探っても画面の状況は変わらず。
脚のはんだ剥がれも無いように感じました。
基板パターン切れも有るのかと思いルーペではんだ面を確認。
するとICソケットの脚が曲がり隣のICソケットの脚と重なり接触しているような部分を発見。
画面が正常に表示されないのはこのICソケット同士の脚が曲がり接触部分が原因の一つなのかもしれないと思い脚曲がりを修正。
原因はサムネのICソケット同士の脚が曲がり接触部分が原因でした。
現在は正常にゲームが動作するようになっています。
後日修理した基板のキャプチャ動画を公開予定です。
アーケードゲーム基板は基板むき出しの物が多数存在します。
とってもデリケートなので大事に扱わないと動作不都合を起こす原因になってしまいます。
冬場の静電気も要注意です。
アップスキャンコンバータとの相性が合わず縦方向に画面がブレる場合があります。
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