JBL　CHARGE 6　音質比較　　エリック・クラプトン 「チェンジ・ザ・ワールド」

スピーカー音質比較　JBL　CHARGE6

00:00　動画冒頭
00:08　JBL　CHARGE Essential 2
01:59　JBL　CHARGE 4
03:50　JBL　CHARGE 5
05:40　JBL　CHARGE 6
07:30　JBL　FLIP 7
09:22　BOSE　SoundLink Home
11:13　Marshall　Emberton III
13:03　Anker Soundcore Motion X600 （空間オーディオ OFF　/　 BassUp OFF）


◆◆　課題曲

Eric Clapton　「Change The World」　（エリック・クラプトン「チェンジ・ザ・ワールド」）


※　「JBL　CHARGE 6」　USBケーブルが入っていないので、
※　手元に無いなら、購入必須です。（「JBL　CHARGE 6」の充電端子は、USB-C）
　　　　　　　　↓
USB-C - USB-A　https://amzn.to/4i5kvGx
　あるいは、USB-C - USB-C https://amzn.to/3FZkO8J
USB-A or USB-C - コンセント変換　https://amzn.to/3Yqik9r



◆◆　評価

JBL　CHARGE Essential 2
冒頭のギターは、高音が抜け、鮮明。　ボーカルや、ベースの低音は、ややこもるが、全体的に音が厚く、気になるほどでは無い。サビに入ると、より、ボーカルが奥に引っ込むものの、これは、この曲や、エリック・クラプトンの声質が、そのタイプがゆえ。　2022年発売で、「CHARGE 4」「CHARGE 5」より後発なだけに、しっかり聞ける、問題の無い音質。
https://amzn.to/4j3vrWH


JBL　CHARGE 4
全体の音が、にぎやか、というか、ごちゃつく、というか、ひとまとめに出る印象。　音が厚く、ベースの低音は良く響くのだが、そのベース音だけが独立して聞こえ、ボーカルは、奥から出るので、全体のバランスが悪め。　今、改めて聞いてみると、2019年発売の「CHARGE 4」は、音質面で、まだ過渡期なのがわかる。
https://amzn.to/3630NJ9


JBL　CHARGE 5
冒頭の一音目からして、音が鮮明になり、全体の音域が広くなった。　他のスピーカーでは、奥にひっこみがちな、クラプトンのボーカルも、中音域の厚みの中で、しっかり前に出てきて、ボーカルが主役になっている。　安定した音質で、ロングセラーの名機。
https://amzn.to/3dvRJAq


JBL　CHARGE 6
USBケーブルが入ってないので、要注意。
何と言えばいいか、一音一音の濃密さが増し、音のネットリ感を、感じるようになった。ドラムの音の響きまで、これまでの「CHARGE」シリーズの元気の良さとは、一線を画す、丸く、真の通った響きっぷり。　ボーカルも、密度が増した分、聞きやすく、中音域で変な強調をせず、全体の音域のなかで、声が前に出てくる。　若干、音の鮮明さが、犠牲になったが、高級オーディオのような音の密度の高さは、音質が上がったと感じる人も多いはず。　

ただ、今回、この曲以外で、いろいろと試し聴きしているのだが、ピアノの音が、ノイジーで、ボロボロのような…。　要・継続審議なので、飛びついて購入せず、すこし様子を見てからのほうが良いかも。

スピーカー上部の、操作ボタンが、前後２列になった分、ボタンが大きくなり、押しやすくなったが、ボリュームボタンが、斜め前に有るので、音量調整するときの、物理的な安定感が、やや落ちた。　USBケーブルは付いていないのに、持ち運び部分の取っ手は付属しているところを見ると、JBLは、この「CHARGE」シリーズを、アウトドア用として考えているのかも。
https://amzn.to/42so6tz

　
JBL　FLIP 7
USBケーブルが入ってないので、要注意。
「FLIP 7」になり、低音が強調されるようになったが、「CHARGE」シリーズと比べると、やはり、低音が軽く、迫力の点で、見劣り（聴き劣り）する。　それでいて、いままで「FLIP」シリーズの売りだった、ボーカルが、ややこもるようになってしまったので、全体の音質の点で、「JBL　CHARGE 6」と差がついた感あり。　それでもボーカルは、厚く出て、聞きやすいので、ボーカルを重点的に聞きたいなら、選択肢にはなる。
https://amzn.to/4lluF94


BOSE　SoundLink Home
安定感のある低音と、高音の響きの良さで、音の出だしから音質の良さが分かる。　ボーカルは、音域の厚みの中で出すタイプで、音が重厚すぎて、この曲に合っているかは微妙なところながら、しっかりと声が主役で聞ける。　「JBL　CHARGE 6」で、音が重厚になり、この「BOSE　SoundLink Home」と、同じ方向性（高級オーディオの音質？）で、競ってるような印象も。　この２台で比べると、ボーカルが聴きやすいのは、「JBL　CHARGE 6」　　楽器を含めて、全体の重厚さでは「BOSE　SoundLink Home」
https://amzn.to/3YF9lR1


Marshall　Emberton III
JBL、BOSEと比べて、明るく、元気な音。　冒頭のギターの音から響きが良く、ボーカルも、前で、はっきりと聞こえる。　つい、この曲は、エリック・クラプトンの声が、くぐもって奥から聞こえてくるものだとばかり思っていたが、このスピーカーの、にぎやかでありながら、素直な音を聞くに、そんなことは無かったのだと、認識を改める。　重厚な低音では無いが、この音の方向性も、正解の１つで、JBLが、本格オーディオの音質を志向するのであれば、今後、よりこのスピーカーの良さが、生きる状況になるかも。
https://amzn.to/42WXlh7


Anker Soundcore Motion X600 （空間オーディオ OFF　/　 BassUp OFF）
音響メーカーでなく、家電メーカーだから、音質が一段落ちるかというと、そんなことは無く、"低音の響き"だったり、"高音の抜けの良さ"だったりは、BOSE、JBLに、分があるが、全体の音のバランス、という点では、むしろ、このスピーカーの音が、聴きやすいと感じる人も多いはず。　ギターやベースの弦の響きや、ピアノの鮮明な一音一音にこだわるなら、音響メーカーのスピーカーを勧めるが、そこまで聞き込まないなら、充分、候補になる。　少なくとも、現状のソニーのbluetoothスピーカーよりは、音質が良い。
https://amzn.to/3X0XfRc


　
　
　【　結論　】

名機「JBL　CHARGE 5」から、「JBL　CHARGE 6」で、音の進化あり。

ただ、音の密度を上げる方向なので、
ハードロックなどで、相性の良し悪しが出る可能性も。　継続審議。

また、上にも書きましたが、新型「JBL　CHARGE 6」
ピアノの音が、上手く出ていないので、こちらも、要・継続審議。
（ファームウェアは、最新のものに アップデート済）


今回のJBLの新スピーカー　「JBL　CHARGE 6」「JBL　FLIP 7」
音が、進化した部分は、ありますが、

どちらも、手放しで飛びつくのは、待った方が良さそうです。



◆◆　雑記

「JBL　CHARGE 6」　残念ながら、こちらも、
USBケーブルが入ってませんでした…(T-T)

※　「JBL　CHARGE6」の充電端子は、USB-C

USB充電ポートが、手元に有るなら、下記のケーブルが必要で、
　USB-C - USB-A　https://amzn.to/4i5kvGx
　あるいは、　USB-C - USB-C https://amzn.to/3FZkO8J

コンセントで、直接充電する場合、
　USB-A or USB-C - コンセント変換　https://amzn.to/3Yqik9r
が必要です。　





◆◆　注意書き

　特定の音域（特に高音）や、ボーカルの発声（サ行、タ行、パピプペポ…など）で、
　破裂音のような、ノイズが聞こえることがありますが、

　マイクの相性や、録音環境の問題で、実際はノイズが発生することは、ほぼありません。
　（ノイズが、明確に聞こえる場合は、コメントに記載します）



2023年1月より、特に注意書きの無いかぎり、生活ノイズ低減のため、
音声フィルタを、かましています。

2021年7月6日より、動画の音量が上がっています。　※ ボリューム注意

動画は、良さげなヘッドフォンで、聞いてください。
スマホのスピーカーや、安いイヤホンだと、全部、同じ音に聞こえます。

「賃貸アパートで、流せる音量」に、こだわって、比較しています。
（実際は、大きな音を出せないだけ）

スピーカーによって、音の大きさが違って聞こえますが、
できるだけ音量が同等になるよう、測定しつつ、録音をしています。
聞こえ方の違いは、実際に聞こえる"音質"の違い、と、考えて良いかと思います。


speaker comparison / sound comparison / sound quality comparison / compare speaker