リハビリテーション医療大学生のためのプログラミング応用 2

この動画では、リハビリテーション医療の学生向けに、プログラミング（Scratch）を活用した画像解析ツールの作成方法を解説します。臨床写真などから2点間の距離や3点間の関節角度をマウス操作で計測・算出するプログラムの作り方を学び、動作の定量的評価を体験します。これにより、目視による定性的な評価を数値データで客観的に裏付ける自作ツール開発スキルを習得することを目指します。

講座内容:

画像解析の必要性: 臨床評価における客観的評価のメリット、治療前後の経過追跡、患者さんへの説明、遠隔リハビリへの応用などを解説します [01:13]。

プログラム作成の4ステップ:
撮影: 基準物と一緒に患者さんの姿を撮影します [02:01]。
取り込み: 撮影した画像をScratchの背景として取り込みます [02:15]。

構成（キャリブレーション）: 画像上の基準物の長さから縮尺（スケール）を計算させます [02:23]。
計測: 2点間の距離または3点間の角度を算出し、結果を表示します [02:34]。

プログラミングの詳細:
Scratchの画面構成と全体の制御フロー [02:46]
画像の取り込み方 [03:39]
キャリブレーションの重要性と計算方法 [04:06]
2点間の距離の求め方（三平方の定理の応用） [04:49]
角度の測定方法（アークタンジェントの応用） [08:30]
プログラムの実行例 [11:15]

ツールの注意点と限界: 2次元の限界、撮影角度の重要性、ランドマークの正確なクリックなどが測定精度に影響することを理解します [12:50]。

今後の応用: データ保存、描画機能、動画解析、リアルタイムフィードバックツールなど、さらなる発展の可能性を紹介します [13:35]。

この動画を通して、プログラミングがリハビリテーション医療を豊かにする可能性を体験してください。
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