澄音 - 軌道上の片想い
Автор: 澄音 - Sumine R
Загружено: 2025-11-17
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届かなくてもいい。
それでも、きみを見失いたくなかった。
交差できない軌道のまま、名もなき想いを夜空に打ち上げた。
たとえ重ならなくても。
一瞬でも、きみと同じ空を漂えたなら。
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きみがいる星に まだ届かない。
それでも、飛ぶしかないと思ったんだ。
座標のない想いを 打ち上げた夜
精密すぎた夢が 空気の摩擦で 軋んだ
「たどり着ける」って 信じたままで
揺れる光に 手を伸ばした
真空のなかで 音は消えても
この気持ちだけは 消えなかった
きみは 違う軌道にいた
交差することさえ 許されない場所で
でも その光が 僕の引力になった
近づけないまま 惹かれていく
それがぼくの恋だった
解析不能な ため息ひとつ
論理にない 心拍がうるさくて
どれだけ 完璧な計算式でも
きみの名前だけ 解けなかった
伝えるってことは 壊すことかもしれないと
…それでも 何も言わないままって もっと無力だ。
きみは 軌道を変えずにいた
僕だけが 少しずつズレてく
もし 交わらなかったとしても
一瞬だけでも 重なれたなら
それが ぼくの 救いだった
胸の内で ほどけかけた言葉があった
でも 名前のない蒼の中 そんな単純な世界じゃなかった
重力も 距離も 速度も
全部 心に逆らっていく
きみが 知らなくてもいい
この軌道を選んだのは ぼく自身だから
たどり着かないままでも 構わない
ただ 見失いたくなかった
それだけだったんだ
ねえ、いま きみは どの星の下にいるの？
#澄音
#suno
#aimusic
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