☘45:ツツジの育て方｜苗の植えつけ方や日々の管理、水やりや肥料の与え方などご紹介｜【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

今回は「ツツジ」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます

▼チャプターリスト
0:15 ツツジ 植物図鑑
0:42 ツツジ 苗木の植えつけ方法は？
1:18 ツツジ の管理方法、水やりの方法は？
2:19 ツツジ の管理方法、肥料の方法は？
3:02 ツツジ の育て方 基本情報

街路樹や庭木、公園の垣根などでよく見かけるツツジ。
日本を代表する春の花木のひとつで、4月中旬から5月中旬にかけて、赤やピンク・白など美しい花を咲かせます。
なお、ツツジには常緑性の品種と落葉性の品種がありますが、日本でよく見かけるのは常緑性のツツジです。"

それではよくある質問の一つめです。

「苗木の植えつけ方を教えて下さい」

ツツジは、苗木を購入して植えつけるのが一般的です。
気温が15度以上になる3月〜4月か、真夏の暑さが過ぎた9月〜10月になったら苗を購入し、2回り以上大きな鉢または庭に植えましょう。

植えつけの際の注意点は、深く植えすぎないことです。
ツツジの根は地表近くに張り、空気を取り入れていますので、深く植えすぎると枯れてしまうことがあります。"

続いて二つ目のよくある質問です。

「日々の管理や、水やりに関して教えてください。」

ツツジの根は細く、地表浅くに張るため、土壌の乾燥に弱い植物です。
鉢植え・庭植えともに、特に乾燥しやすい夏場の高温期には、水やりに注意しましょう。
目安は朝と晩に一回ずつ。
特に鉢植えは水切れを起こしやすいので、こまめな水やりを。
夏以外の季節にも、土の表面が乾いたら水を与えてください。"

花が咲き終わったら、剪定作業をして樹形を整えましょう。
枝先から3cm程度を目安に刈り込み、重なりあった枝を取りのぞき、風通しを良くします。

なお、この剪定は6月上旬までには済ませましょう。
6月中旬を過ぎると、翌年の花芽が育ってきます。6月以降に剪定を行うと、翌年の花芽を摘み取ってしまうことになります"

三つ目の良くある質問です。

「肥料の与え方を教えて下さい。時期によって違うの？」

次々と花を咲かせるツツジは、肥料をたくさん必要とします。
開花後の5月から6月ころにお礼肥として、置肥『プロミックいろいろな植物用』を与えましょう。花が咲き終わったタイミングで与える肥料の事をお礼肥えと言います。



生育が旺盛で枝が充実する9月下旬にも追肥を行います。また、休眠期にあたる2月には、寒肥として有機肥料を与えましょう。土壌改良と春の成長の元となります。

最後に、
ツツジの育て方の基本情報です。

用土は、水はけの良い土を好みます。ツツジは酸性の土を好みます。

日当たりの良い場所で管理しましょう。ツツジは耐寒性がある植物ですので、冬も含め一年を通じて屋外で育てられます。

病害虫は、梅雨明け頃からうどんこ病に注意しましょう。殺菌剤の活用も"