【地方議員】なり手不足の解消は「議員の定数減」が有効か 専門家「報酬も増え、やる気も高まる」【専門家が解説】 (2023年4月24日)
Автор: 愛知のニュース【テレビ愛知 ニュース・スポーツ公式チャンネル】
Загружено: 24 апр. 2023 г.
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地方議員のなり手不足にはどのような原因があるのか。政治学に詳しい名古屋外国語大学の高瀬 淳一教授に話を聞きます。
家族のことまで話題にされるリスク
―――地方議員の報酬について、地方ほど報酬が少ない印象を受けます。地方議員のなり手不足に影響しているのでしょうか。
地方議員の年収は、月額かける12ではなくもっとあります。市議会議員の平均の年収としては、全国平均で650万円から700万円といわれています。村議会議員は月収が16万円ほどと少なく見えますが、村議会議員だけで暮らしている方は非常に少ないので、必ずしも低い年収とはいえません。
また、議会の開催日数も関係しています。一般の市議会は年4回、20日ずつ、大体80日議会があります。村や町になると議会の日数が少なくなるので、1日当たりの報酬は、比較的多い印象です。
―――議員のなり手不足にはどのような問題が挙げられますか。
自治体ごとに異なりますが、立候補しても「あの人が議員になると決まっているから、割って入るのは難しい」と考える方もいると思います。また、立候補した場合、その人の政治的な考え方だけではなく、プライバシーも含めて話題になります。場合によっては、家族のことまで話題になるので、それを嫌がって立候補をためらうという方もいると思います。
定数を少なくして議員の報酬を上げるべき
―――狭い地方のコミュニティの中で、公の人になるリスクを考えてしまうのですね。
この地区ではあの方と決まっている場合、「なぜ和を乱すことをするのか」という集団的圧力もあるかもしれません。
また、議員になったとしても、地方議会でなかなか自分の政策を実現させることが難しくなっています。国から決まった補助金で行わなければならないという予算上の制約もあり、自分のアイデアで新しいことを始めるのが難しく、やりがいがないのではないかと考える方もいます。
そもそも地方税を負担している以上、税の使い道については自分の代表が発言をすることが民主の基本です。そのため、自分の代表が選べないという事態が大きな問題だと思います。それから、いつも同じ方が選ばれると、新しいアイデアが出てこなくなるため、適正な競争は必要かと思います。
―――なり手不足はどのようにして解消すれば良いでしょうか。
二つのことが考えられると思います。一つは、議会の開催の時間を変えることです。夜間や土日に開催できると、サラリーマンの方や主婦の方も、夜の時間に議会に出られるため、立候補が促される可能性があります。
二つ目は、定数を調整することです。定数を少なくして、議員の報酬を上げる、インセンティブのようなかたちにするなど、やる気を高められる工夫をすべきだと思います。
―――議員が減ったとしても、これまでと同じクオリティの議論が行われますか。
比較研究として世界のさまざまな議会を見ていますが、アメリカのロサンゼルス市は、人口が385万で議員は15人です。愛知県額田郡幸田町の議員は16人。ロサンゼルスが15人でもやっていけると考えれば、可能だと思います。
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