三段跳びトップジャンパー・伊藤陸 陸上界最古の日本記録更新まであと15cm、弟と切磋琢磨で世界目指す
Автор: メ〜テレニュース
Загружено: 2022-05-26
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約1世紀前の1928年アムステルダムオリンピックで日本人初の金メダルに輝いた三段跳び。今、その三段跳びの日本人NO.1ジャンパーが三重にいます。
慣れない手つきで料理をする少し照れ屋な青年、陸上の跳躍種目・三段跳びの日本人NO.1ジャンパー、三重県・菰野町出身の伊藤陸選手。近大高専に通う21歳です。
踏切位置からホップステップジャンプの3歩で跳ぶ三段跳び。
身長187cmと恵まれた体格にスピードを兼ね備えています。
2019年には、20歳未満の日本記録を42年ぶりに更新。
さらに2021年の全日本インカレで日本歴代3位となる記録17mを叩き出しました。
その上を行くトップ2は20年以上前のもの。
ちなみに、17mという距離は、名鉄電車の約一車両分に匹敵する長さです。
「すごく三段跳びは陸上競技の中では難しい種目なんですけど、その中でしっかり練習して、やっていくことでかなり距離を跳べるようになるので、そういうところは面白いと思っています」(近大高専 伊藤陸 選手)
電車約一車両分を3歩で跳躍! 日本人NO.1ジャンパー
高校1年の頃、顧問の勧めで本格的に三段跳びを始め、才能が開花。
入学して6年で自己ベストをなんと3m以上も伸ばしています。
「17mという数字を出したときは、想定外の活躍だったなと。世界大会であったり、彼くらいの力があれば出られると思います」(近大高専 陸上部 松尾大介 監督)
練習パートナーは弟「負けてはだめだなって」
未来を担うジャンパーには、一緒に練習するパートナーがいます。
2つ下の弟・渉選手、彼も全国大会で入賞をするほどの実力者なんです。
兄の背中を追って、近大高専に入学しました。
「僕自身は一番身近にいて、目標となる存在です。一緒にいて自分が強くなりたい理由も見つけやすいのかなって思います」(弟:渉 選手)
「全国大会には、弟は中学校から行ってたりしていたので、近大高専に入ってきたときはほんとに負けてはだめだなって思いました」(伊藤陸 選手)
弟「お肉が食べたい」 料理は兄の担当
切磋琢磨する弟と二人暮らしをする伊藤選手。
スーパーで仲良くお買い物も。
家でご飯を食べるとき、料理は専ら兄が担当です。
この日のメインは、「お肉が食べたい」という弟のリクエストに応え、豚の生姜焼きになりました。
「文句つけられないですよね…作ってもらってる立場でもあるので。基本的にはおいしいので、何点…満点でいいかなって思います」(弟:渉 選手)
「こうやって言ってまた作らせようとするんですよ」(伊藤陸 選手)
練習中でも取材中でも、どこでも寝ちゃうお兄ちゃん「遅刻はゼロなんで」
普段は頼りがいのあるお兄ちゃん。
しかし、一つだけ弟を困らせてることがあります。
「寝すぎるところですかね。たまに時間ギリギリまで寝ているので、そこを起こしにいかないといけないときもあるので」(弟:渉 選手)
「ギリギリのところはあるんですけど、遅刻はゼロなんで」(伊藤陸 選手)
実は、練習の撮影の合間にお昼寝。
さらに弟のインタビュー中もぐっすりと、本当にどこでも寝ちゃうんです。
「五輪は特別。世界で活躍できる選手になりたい」
オリンピックで日本人初の金メダルをもたらした三段跳び。
3連覇するなど、かつては「日本のお家芸」と言われていました。
しかし、2000年以降、その舞台に立った日本人はわずか3人のみ。
東京五輪は誰も出場できませんでした。
日本記録は、36年間破られておらず、陸上種目の中で最も古いんです。
その記録まであと15cm。
成長著しい三重が生んだジャンパーが高い壁を越え、世界での飛躍を目指します。
「五輪は特別なんだなって思いました。世界の試合に出るだけじゃなくて優勝争いができる選手になりたいなと、世界で活躍できる選手になりたいです」(伊藤陸 選手)
(5月26日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』じもスポ コーナーより)
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