ちっちゃい子が好きだ / 汚れた大人になってしまった、かつての子供たちへ

「可愛い」から好きなんじゃない。「僕らより強い」から好きなんだ。
社会の常識や忖度に染まる前の、人間の「初期設定」の強さを歌いました。

■ 曲情報
タイトル：ちっちゃい子が好きだ
作詞・作曲：@Ru*d（Suno AI）

■ 歌詞
[Aメロ]
満員電車　死んだ魚の目をした僕らの 隙間で
君だけが重力を無視して跳ねる
「あの人だあれ？」指差す指に悪意はなくて
凍りついた空気を　一瞬で熱に変えた

[Bメロ]
忖度（そんたく）も　建前も　まだインストールされていない
その「命の初期設定」が　眩しくて痛いんだ
僕らが長い時間をかけて　手放してしまった
透明な武器を　君は振り回している

[サビ]
ちっちゃい子が好きだ 誤解を恐れずに　告白させてくれ
可愛いからじゃない　僕より遥かに強いからだ
泣きたい時に泣き　愛したい時に愛す
その完全な自由が　ただ　羨ましいだけなんだ

[Aメロ]
道端のアリ　雨上がりの虹　水たまりの月
僕にはもう　背景にしか見えない景色を
君は　世界で一番のニュースみたいに叫ぶ
「生きてる」ってことは　本来そういうことだった

[Bメロ]
正解ばかり探して　間違えるのを怖がって
いつから僕は　つまらない大人になった？
泥だらけの君が　転んで立ち上がるたび
貼られたレッテルが　剥がれ落ちていく気がした

[Cメロ]
いつか君も　社会という名の　型枠（モールド）に嵌まり
行儀よく　列に並ぶ日が来るのだろう
だからこそ今　その規格外のエネルギーで
僕の凝り固まった常識を　破壊してくれないか

[ラスサビ]
ちっちゃい子が好きだ
未来とか希望とか　綺麗な言葉じゃなくて
君たちは　かつて僕らが　あの日持っていた
可能性の塊（かたまり）　そのものだから

ちっちゃい子が好きだ
その瞳に映る僕は　まだ笑えているかな
君という鏡に　恥じない自分でいたい
ただそれだけの理由で　明日も生きていける


■ メッセージ
子供の純真さは、時に大人の偽善を鋭くえぐります。
失ってしまった「透明な武器」を懐かしむ、すべての大人のための歌です。

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