生命をエンパワー セルフケアを牽引する
Автор: ヒツモトシンイチ「Care of Life」
Загружено: 2025-09-16
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2回にわたって 生命の貯蓄体操ついて
矢野理事長さんらとお話しさせていただきました
改めて この体操の素晴らしさを知ることができました
「命の貯蓄体操」は、日本(愛媛県発祥)で開発された高齢者向けの健康体操で、転倒や介護の予防、健康寿命の延伸を目的としています。椅子に座っても行える安全な全身運動で、全国の高齢者施設や地域教室で活用されています。
2000年の介護保険制度の導入をきっかけに、要介護になる前の「介護予防」の必要性から、理学療法士や運動指導士が中心となって開発。特に愛媛県松山市で導入が始まり、DVD教材や研修会を通じて全国へ広まりました。コロナ禍では、自宅でできる運動としても再評価され、オンライン化も進みました。
体操の名称には「健康を日々貯めて将来に備える」というポジティブな思想が込められています。内容は約30分で、準備運動・筋力トレーニング・ストレッチ・呼吸運動の4部構成。下肢筋力やバランス、柔軟性、呼吸・認知機能を総合的に強化します。認知症やフレイルの予防にもつながるよう、リズムや掛け声を取り入れる工夫もなされています。
他の体操と異なり、安全性の高い座位運動が中心でありながら、専門家の監修のもとで継続可能かつ将来に向けた蓄積型プログラムとなっている点が特長です。笑顔や仲間との声かけなども促され、孤立防止や社会的つながりの維持にも貢献します。
また、体操の考え方は、東洋医学の「気・血・水」の流れや「未病予防」「養生」「心身一如」といった概念とも一致しており、西洋医学と東洋医学の融合的なアプローチとも言えます。
導入先は、地域包括支援センター、デイサービス、サロン、病院など多岐にわたり、「ロコモ」「フレイル」「サルコペニア」対策にも有効です。今や命の貯蓄体操は、高齢者の健康維持を支える重要な実践プログラムとして地域住民生活に定着しています
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