【アフリカゾウ 八木山動物公園】スキンシップが凄い!ゾウカップルって、こんなに仲良しなの?|爪を負傷したベン
Автор: ドンのあしあと👣
Загружено: 2025-07-08
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八木山動物公園のアフリカゾウのベンとリリーは仲良しカップルだ。日本ではアフリカゾウのペアを同じ放飼場で飼育している動物園は八木山だけである。この仲良しな状況が一般的なものか比較する事はできない。ただ、1日の中でこれほどスキンシップがあるので、ベンはマスト期なのだろうか?生息地のアフリカでは雨季にマストになる事が多いらしい。ベンはほとんどの期間を日本で暮らしているため、日本の雨季・梅雨の時期にマストが来るのだろうか?2007~2010年のデータではベンは年3~4回マスト期だった。マスト期のリズムが規則的になるのは35歳頃からと言われているので、ベンはまさにその年齢になっている。ここ最近のベンの様子を見ていると、リリーとスキンシップは取るものの、普段とは違う匂いもなく、側頭腺から分泌液もたくさん流出している状況でもないのでマスト期ではない…と思う。体調に波はあるけれど、調子が良くなりリリーと遊んでいるのかな?と思う。いずれにしてもベンとリリーが仲良くしている様子はとても微笑ましい。
なお、マスト期の出現期間・回数は個体差があることを申し添える。
前回の動画で言及したベンの下腹部にある「吹き出物?」について、獣医さんに確認した。それは皮膚が厚く硬くなったもので腫瘍等ではない、との事だった。ベンは臀部に吹き出物の治療痕が数か所あり、元々皮膚に吹き出物ができやすい個体だ。ヒトの皮膚のターンオーバー(新陳代謝)周期は約28日。ゾウの皮膚は乾燥や摩擦から守るため、とても厚い。ゾウのターンオーバー周期は今のところ具体的な日数は不明だが、皮膚の厚さを考えると角質層が剝がれ落ちるまでにヒトよりも日数はかかると考える。そして、年齢と共に剝がれ落ちにくい箇所も出てくるだろう。ベンの下腹部は「むくみ」があった部位だけに、まだ何か発症したのか?と心配したが、新陳代謝により、いつかは剝がれ落ちる可能性があるものと知り安心した。
夕方屋内へ戻った後、ベンが前右足の爪を負傷したため治療が行われている。柵の間貼られたロープへ足を乗せるように指示されるのだが、慣れないことに滅法弱いベンは…なかなか足を乗せることができない。見ている方が力が入ってしまう。どんな状況で負傷したのかは不明。ロープに足を乗せた後、飼育員さんに足を洗ってもらい、獣医さんが患部を消毒していた。昨年の秋頃からベンには様々な事象が起きる。年齢を重ねるごとに、少しずつ支障が生じて来るのだろうか。それは人間とて同様で、同じ時間を共有しながら、これからも見守って行く。
◆八木山動物公園のアフリカゾウ
【メアリー♀】mary
1966年アフリカ生まれ(推定)
1983年9月宮崎サファリパークより八木山動物公園に来園
現在、日本最高齢アフリカゾウ
【ベン♂】Ben
【リリー♀】Lilly
1989年生まれ(推定)
1990年、南アフリカのクルーガー国立公園から八木山動物公園へ来園
ベンは日本最大の陸棲動物
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