「EU議会と市民をつなぐ!“24言語”プレインランゲージの力」
Автор: 勇者の言葉
Загружено: 2025-08-04
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世界の専門家が語る「わかりやすさ」の未来──2025年6月に高松で開催されたISO会議の現場から、その声をお届けします。
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アンジェリカ・バーサ氏
ISO TC 37 WG 11(プレインランゲージ)議長
欧州議会(EU) 翻訳総局 クオリティコーディネーション部長
00:00
00:16 自己紹介
00:33 EUでのプレインランゲージの普及状況は?
05:14 現在のWG 11の進捗と今後について教えてください
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ISO TC 37 ワーキンググループ11の議長であり、欧州議会翻訳サービス部門で品質管理責任者を務めるアンジェリカ・バーサ氏は、20年以上にわたる経験を基に、欧州議会におけるプレインランゲージの取り組みと、ISO規格の発展について説明しました。
欧州議会の取り組みと多言語対応
欧州議会は、4億5千万人の市民に対し、民主主義と平等の価値観に基づき、情報を理解しやすく伝えることを重視しています。27のEU加盟国から選出された720名の議員がそれぞれの母国語で活動できるよう、24の公用語での情報発信は極めて重要です。欧州議会では、プレインランゲージを「市民の言葉」と呼び、市民と議会の活動をつなぐ架け橋としてその活用を推進しています。
しかし、法律文書は27カ国の合意が必要なため、必ずしもわかりやすくならないという課題があります。また、多くの法律文書が英語で作成されるため、翻訳サービス部門は、原文を含めすべての言語でより明確な表現になるよう努めています。バーサ氏は、プレインランゲージは単に言葉の問題ではなく、レイアウトや情報の見せ方、フォーマットの工夫も重要であると強調し、テキストだけでなく音声や映像(ポッドキャストや字幕付き動画)を活用してアクセシビリティ向上にも取り組んでいると述べました。アクセシビリティとプレインランゲージは密接に関係しており、両者の推進に力を入れています。スウェーデン、ノルウェー、フィンランドといった北欧諸国はプレインランゲージの先進国であり、欧州議会はこれらの知識をEU全体に広めたいと考えています。
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ISO TC 37 ワーキンググループ11の活動と今後の展望
バーサ氏が議長を務めるISO TC 37 ワーキンググループ11は、2019年に設立され、現在160名もの専門家が参加する活発なグループです。前議長のクリストファー・バルムフォード氏の下で、プレインランゲージ分野初の国際規格であるパート1(基本原則とガイドライン)が発行されました。
今後の予定として、以下の規格の発表・開発が進められています。
・パート2:法的コミュニケーション(間もなく発行予定)
・パート3:科学的な文章(現在ISO審査プロセス中、科学を専門家以外にもわかりやすく伝えることを目指す)
・パート4:要求規格(初めての「要求規格」であり、組織がプレインランゲージの原則を継続的かつ一貫して実践していることを示す認証が可能になる)
・パート5:文書デザイン(高松でのISO TC37会議で最初のドラフトが発表予定)
ワーキンググループ11は、これらのプレインランゲージ規格の開発だけでなく、ISO全体の編集方針に「プレインイングリッシュ」の項目が加わるなど、ISO規格全般のわかりやすさと使いやすさの向上にも貢献しています。バーサ氏は、ISO規格をより使いやすくすることがグループの使命であり、利用者がより簡単に理解し、使えるようになることを目指していると締めくくりました。
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