☘69：シャクヤクの育て方｜きれいな花を咲かせるには？植えつけの方法や日々の管理、摘心や摘蕾などもご紹介【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

今回は「シャクヤク」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます

▼チャプターリスト
00:15 シャクヤク植物図鑑
00:47　シャクヤクの植えつけ時期は？　管理する場所は？
01:32　シャクヤクの管理方法は？　水やり肥料の与え方は？
02:28　シャクヤク栽培の注意点は？　花を綺麗に咲かせる方法は？
03:14　シャクヤクの育て方　基本情報

透明感あふれる華やかな美しさが魅力のシャクヤク。和シャクヤクと洋シャクヤクがあります。和種は一重咲きなど、すっきりとした花形なのに対し、洋種は弁数が多く、香りが強いものが多いとされています。「立てば芍薬（シャクヤク）、座れば牡丹（ボタン）」という言葉の通り、シャクヤクは高貴な美しさを感じさせる草木です。

それではよくある質問の一つめです。

「植えつけ時期や、適した栽培場所を教えて下さい」

シャクヤクは、日当たりがよく、風通しの良い場所を好みます。葉にしっかりと日があたる場所で、西日を避けられるとより良いでしょう。

また、シャクヤクは生長につれて太い根を張り、葉もたくさん茂るので、鉢で育てる場合は８号鉢以上を目安に、栽培スペースを十分に確保してください。

シャクヤクの植えつけ・植え替えの適期は9月から10月です。用土は水はけの良い土を利用しましょう。元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みましょう。

続いて二つ目のよくある質問です。

「日々の管理や、水やりや肥料の与え方に関して教えてください。」

水やりは、鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷり与えるが基本です。特に、植えつけ後の10月頃からは、根の生育が始まるので、この時期には水をたっぷり与えて水切れを起こさないように注意してください。また、乾燥しやすい夏場も、朝晩にたっぷり水をあげてください。
地植えの場合は、基本的に水やりは不要です。

肥料が不足すると花が咲きにくくなります。植えつけ時には用土に元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込み、その後、追肥を行ってください。
芽が出たときや花が咲き終わった後の追肥には、Plantia花と野菜と果実の肥料を株元に撒いておきましょう。

続いて三つ目のよくある質問です。

「花をきれいに咲かせる管理方法を教えて下さい」

シャクヤクは、余分な茎を取り除く芽かきをしたほうが良いです。風通しがよくなり、病害虫を防ぐだけでなく、太い茎に養分が集中し、花付きが良くなります。蕾のない茎やほそいくきは取り除きましょう。

また、シャクヤクは一つの茎に一輪の花を咲かせます。頂点の大きな蕾だけを残し、他の蕾は摘み取りましょう。一つの茎に複数の蕾を育ててしまうと、花が咲かないこともあります。摘蕾を行い、大きな花を咲かせましょう





"最後に、
シャクヤクの育て方の基本情報です。


植えつけは、水はけの良い用土を利用しましょう。元肥として緩効性肥料マグァンプK大粒を土に混ぜ込みましょう。
水やりは、地植えの場合は、基本的に水やりは不要です。
鉢植えの場合は用土の表面が乾いたら株元にたっぷりと与えましょう。

病害虫に関しては、アブラムシやうどんこ病の被害に気をつけましょう。"