カンボジアの地雷探知ネズミ 109個の地雷など発見しギネス世界記録認定【ワイド!スクランブル】(2025年4月17日)
Автор: ANNnewsCH
Загружено: 17 апр. 2025 г.
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カンボジアで地雷の探査を行うネズミの「ロニン」が、これまでに109個の地雷などを発見し、ギネス世界記録に認定された。
■仕事熱心で人懐っこいヒーローラット
APOPO 研究監督 サイーディム・シャナさん
「ロニンのことをとても誇らしく思います。私だけじゃありません。同僚全員が誇りに思っています」
カンボジアで地雷を見つける探知ネズミのロニンが、世界記録を更新した。ロニンはヒーローラットと呼ばれ、特別部隊の一員だ。
今年で6才になる雄で、体長は長い尻尾を含めて68センチ、体重は1.2キロほど。仕事熱心で人懐っこいという。
ヒーローラットの任務に就いたのは2021年から。今年2月までに109個の地雷と15発の不発弾を発見し、ギネス記録に認定された。
地雷探知に取り組むヒーローラットの訓練担当者はこう話す。
サイーディム・シャナさん
「他のヒーローラットもとてもよくやっているのですが、ロニンほどたくさんの地雷を発見することはできていません。このラットは長所として嗅覚がよく、訓練ができるので優秀なんです」
ラットは、アフリカオニネズミという種類で、賢く人懐っこいという。優れた嗅覚を生かし、テニスコートほどのエリアを手動の地雷除去機だと最大4日かかる所を30分ほどで探索できるという。
カンボジアでは内戦中におよそ400万から600万個の地雷が埋設されたと言われていて、1979年から今年2月までにおよそ2万人が死亡、4万5000人以上がけがをし、そのうち1万人近くが手足を失っている。
体重が軽いヒーローラットたちは、地雷を起爆させることなく動き回ることができ、これまで1匹も命を落としていない。まさに地雷撤去の希望の光だ。
サイーディム・シャナさん
「ヒーローラットの地雷撤去を地雷被害を受けている他の国にも展開したい。私たちのチームはいろいろな地域で命を救うためにヒーローラットの訓練を続けます」
■さまざまな分野でラット活躍
ラットの訓練を行う団体は、およそ30年前に地雷探知の研究を始めたそうだ。
APOPOのサイーディム・シャナさんによると、地雷探知を行うアフリカオニネズミの最も大きな特徴は、嗅覚が非常に優れている点だという。
また、一般的なネズミの寿命は1年から3年と言われているが、アフリカオニネズミの寿命は8年から10年と長生きのため、地雷探知の活動を長く続けられるのも利点だという。
ヒーローラットの活躍は、地雷の探知だけにとどまりません。優れた嗅覚を生かし、このような分野での活動も期待されている。
結核菌を見つけ出すヒーローラット。並べられているのは人の唾液で、これをかぎ分けて、陽性のサンプルを見つけるとその場所に3秒間とどまり合図をするそうだ。
続いては、まだ訓練段階だが、野生動物の密輸を防ぐヒーローラット。絶滅の危機に瀕している動物の匂いをかぎ分けて発見する。
そして最後は、背中に小型カメラを背負ったヒーローラット。行く先はがれきの中。倒壊したビルから生存者を探し出す。
どんな場所でも、ヒーローラットたちは果敢に進んでいく。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年4月15日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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