逃避行 / Roca feat. 可不

逃避行 / 可不

「君の影を追いかけた」

【歌詞】
いつも通りの道　わずかに冷えた朝に
誰もいない駅を　淡々と目指す
投げ捨てたはずの　ガラクタばかりがただ
やけに　青く光って見えたんだ

降り出す雨に打たれながら　心が凍えぬように
髪は乱れたまま

急いで
飛び込んだ　夢の底に
追いかけた　夏の影に縋りついていた
沁みついていた　後悔ごと
抱きかかえて
乗り込んだ　時の船に
追いかけた　君の影を
癒えない傷も　消せない過去も
濾過して　音に変えるから


いつも通りの道　静かに冷えた朝に
また次の駅を　淡々と目指す
投げ捨てたはずの　ガラクタばかりが まだ
やけに　青く光って見えたんだ

止まない雨に打たれながら 心が溺れぬように
髪はほどけたまま

急いで
飛び込んだ　夢の底に
追いかけた　夏の風に囚われていた
縛られていた　世界ごと
描きなおして
乗り込んだ　時の船に
追いかけた　君の影を
言えないことも　優しい嘘も
濾過して　音に変えるからさ

晴れゆく空に見惚れながら　心に刻むように
「いつまでも今日が続けばいいな」なんて思ってしまうよ
退屈な日々に疲れながら　涙がこぼれぬように
いつまでも今日を繰り返し
ただ何度も描いて　歌に変えるからさ

Music：Roca
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