日本の技術学ぶ“ベトナム人技能実習生” ウイルス禍の生活も「目標持って頑張る」【新潟】 (21/06/18
Автор: 新潟ニュース NST -NIIGATA NEWS NST-
Загружено: 2021-06-18
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燕市で金属加工や溶接などを手がける『ゴトウ溶接』。
ここで学ぶチンさんとリンさんは、おととし12月から日本の技術を学ぶために来日したベトナム人技能実習生です。
【チンさん】
「今は溶接をしている。1日600(本)くらい。大変だけど、お仕事だからちゃんとやる」
【リンさん】
「始めたときは難しかったけど、今はもう慣れた」
チンさんは溶接をリンさんは研磨をそれぞれ学んでいます。
【ゴトウ溶接 後藤英樹 社長】
「慣れてきたというよりも、長く務めている人と遜色がないくらい、製品の良い悪いを判断することができる」
こう話す後藤英樹社長が評価しているのは、技術の習得だけではありません。
【ゴトウ溶接 後藤英樹 社長】
「来たときは片言だったのが、今では普通に会話ができるくらいにまで成長している」
会社の寮で暮らし、ほかの技能実習生と一緒にご飯を食べ、日々日本語の勉強にも取り組んでいる彼女たち。
しかし、1年以上続いているウイルス禍での生活に不安な思いも抱えていました。
【リンさん】
「家族はとても心配。(家族は)私に心配しないでと言ってた」
【チンさん】
「母はちょっと心配している。いつも電話で『気をつけて』と言っていて、どこにも行けない」
母国・ベトナムでも現在感染が急拡大していて、ベトナムの家族や友人への心配は募るばかりです。
技能実習生として日本に滞在できるのは3年で、新潟労働局によりますと、県内で学ぶ外国からの技能実習生は約4200人。そのうち約5割がベトナム人です。
チンさんとリンさんは「せっかく新潟に行くのだから」と、来日する前は新潟での生活も楽しみたいと話していました。
【チンさん】
「毎年8月に長岡で花火が行われる。私は花火が好きなので、ぜひ行ってみたい」
【リンさん】
「みなとぴあへ行きたい」
しかし、新型ウイルスの影響で楽しみにしていた祭りやイベントはほとんど中止に…
そこで今年の春、技能実習生に「少しでも日本の文化を楽しんでほしい」と会社が企画し、訪れたのは上越市・高田城址公園の観桜会です。
チンさんたちは豪華絢爛に咲き誇る日本の桜を楽しみました。
【チンさん】
「桜きれいです。すてき」
【リンさん】
「うれしい。いっぱい笑った」
“日本で学び、母国でも生かしたい”…
【リンさん】
「日本語はまだ上手ではないので、勉強しなければいけない」
【チンさん】
「仕事と日本語の勉強をもっと頑張りたい」
日本に滞在できるのは残り1年半のチンさん・リンさん。「目標を持って頑張りたい」と意気込んでいます。
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