【テークバック】スイング始動時、ヘッドをヒョイと上げるな、低く引け、とよく言われます。確か湯原プロにも、低く、丸く引け、と教わったはずですが……。その辺り、勘違いしてほしくない、と今回《第136回》
Автор: 湯原信光ゴルフ講義
Загружено: 2023-08-27
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ダウンスイングに比べてバックスイング……とりわけテークバックはアマチュアゴルファーでも自在に動かせる部分と言えます。ヘッドを低く長く引いたり、インサイドに引いたり、ヒョイと上げたり、誰でもやろうと思えば何でもできると思います。だからこそテークバックは……別の言い方をすれば、せめてテークバックくらいは、理想とする動きをしっかりと体に植え付けておきたいものです。
その中、先の例にも挙げた、ヘッドを低く長く引く、はよく聞くフレーズです。ところが湯原プロは「そんなことはできない。ゴム人間のように腕が伸びない限り、低く長くなんて引けないだろ」と言います。そこで今回『いやいや、長く真っすぐ引くのでなく、自分を中心に丸く、低く引くのであればいいんじゃないですか?』と反論しました。さてさて、その回答は……。それらのやり取りを聞きながら、テークバックについての知識を深め、“始め良ければすべて良し”のスイングを目指して頂ければ幸いです。
ゴルフ界随一の理論派プロ
代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。
《目次》
00:00 ヘッドを低く引く?
00:49 低く引くとは…
02:40 現実、低く引けない
03:47 低く、丸くの解釈
04:55 正しく打てるように
06:24 練習場にて復習
08:55 人それぞれの感覚
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/ @n.yuhara-golf32
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