独眼竜 伊達政宗 の一生をゆっくりたどる長編歴史物語｜戦国の奥州から仙台へ　【睡眠用 ぐっすり】

まだ、天下のゆくえが、だれの手におさまるのか分からなかった時代。
雪の多い奥州の山あいに、のちに「独眼竜」とよばれることになる少年がいました。
幼名は梵天丸。
やがて片方の目を失いながらも、前だけを見て歩き続けた男、伊達政宗です。

優しい乳母や家臣たちにかこまれた幼少期。
疱瘡という病との出会い、片目を失う痛みと不安。
それでも、父・輝宗の背中を見つめ、
少しずつ「国」を背負うということを学んでいきます。

やがて少年は元服し、若武者・政宗となります。
初陣の緊張、槍と刀がぶつかる音、
雪と泥にまみれながら戦場を駆ける日々。
その一方で、領民の暮らしや田畑のようすにも目を向け、
戦うだけではない「殿さま」の姿を形づくっていきます。

父・輝宗のむごい最期。
家督をめぐる重い決断、奥州をめざして進む苛烈な戦。
そして、西から迫ってくる豊臣秀吉の影。
小田原参陣、奥州仕置、徳川の時代への移り変わり――
政宗は、大きな時代の流れに飲み込まれそうになりながらも、
北の地で生き残る道を選び取っていきます。

仙台城と城下町の建設。
海のむこうを見つめるまなざし。
支倉常長の派遣など、遠い世界を夢見た一面。
やがて老いと病が近づき、
静かな日々の中で、自分の歩んだ道を振り返る政宗の姿があります。

この音声では、伊達政宗の生涯を、
約二時間半かけてゆっくりとたどっていきます。
激しい戦いの場面も、できるだけ穏やかな語り口で描き、
眠りにつく前や、作業のお供として聴きやすいように構成しました。

布団の中で目を閉じながら、
あるいは、勉強や仕事のBGMとして、
北国の空と、独眼竜とよばれた一人の武将の物語に、静かに耳を傾けてみてください。
どうぞリラックスして、お聴きください。

00:00:00 戦国の奥州と「独眼竜」伊達政宗の時代背景
00:10:52 梵天丸の幼少期と疱瘡　片目を失う試練
00:24:27 父からの教えと元服　若武者・政宗の誕生
00:40:02 初陣と激しい戦い　戦場を駆ける独眼竜
00:58:37 父・輝宗の最期と家督相続　重すぎる決断
01:13:00 奥州統一への道　苛烈な戦と領国経営
01:53:01 豊臣秀吉の天下と小田原参陣　試される奥州の雄
02:06:40 仙台城と城下町づくり　海のむこうを見すえる政宗
02:20:40 晩年の伊達政宗　病と向き合う静かな日々
02:30:58 独眼竜伝説として語り継がれる伊達政宗像


#伊達政宗 #独眼竜 #戦国時代 #日本史 #仙台 #睡眠用BGM #作業用BGM #歴史解説 #長編オーディオ