【歌舞伎】仮名手本忠臣蔵六段目 勘平腹切
Автор: 気良歌舞伎 けらかぶき
Загружено: 2023-12-03
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令和3年清流の国ぎふ地歌舞伎勢揃い公演
仮名手本忠臣蔵六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
<あらすじ>
”これぞ天の思し召し”と勘平は不意に撃ち殺してしまった死体の懐にあった財布の金を敵討ちに加わるための御用金として千崎弥五郎に渡したのでした。
これで晴れて武士に戻れると意気揚々に女房お軽の実家に戻って来た勘平。しかし、家内には見慣れぬ人物がおり、与市兵衛はおらず、お軽やお軽の母親のおかやもどこか様子がおかしい。
不審におもいつつも、御用金を弥五郎に渡してきた勘平はもう自分は武士に戻ったのだと、家紋入りの紋服に着替え、お軽には大小の刀も用意させます。
実は家内にいたのは一文字屋の女将と仲介役の源六。勘平のための資金を捻出しようと与市兵衛がお軽を奉公に出すと約束したので、お軽を迎えに来ていたのでした。
娘婿である自分のために娘を身売りする与市兵衛とおかや。そして女房のお軽の気持ちに深く感謝する勘平でしたが、既に資金は都合できたことから、奉公に行く必要はないのだと話します。
しかし、一文字屋の女将と話をするうちに、自分が撃ち殺した旅人の懐から取った財布の柄と与市兵衛が持って行った財布の柄が一致することを知ります。
驚いた勘平。”昨夜自分が撃ち殺したのは舅・与市兵衛であったのか”と心はもうここにあらず。どうしたらよいか尋ねるお軽に「与市兵衛はまだ帰ってこない、お軽は奉公にいくしかない」と伝えるのでした。
お軽が奉公に出て行くと家内に残ったのはおかやと勘平。そこに村の漁師たちが与市兵衛の死骸を運んで来ました。吃驚して取り乱すおかやでしたが、舅が死んだというのに、死骸も確認せずにじっと顔を背けている勘平を見て、疑念を持ちます。
そういえば、先刻、着替えをしていた勘平が落とした財布が与市兵衛が持って行ったという財布に似ていた。ひょっとすると、与市兵衛を殺して財布を盗んだのは勘平なのでないか。
勘平に詰め寄るおかや。勘平も自分が殺したのが与市兵衛であったと思い込んでいるため、否定することができません。与市兵衛を殺したのが勘平だと確信したおかやは勘平を激しく打ち叩くのでした。
そこにやってきたのは、千崎弥五郎と不破数右衛門(原郷右衛門の時もあります)。おかやに打ち叩かれて着くずれし、髪も乱れていますが、敵討ちに加えてもらえる話であろうと考えて慌てて身なりを整えて二人を迎え入れます。
しかし、二人からは「不忠不義を働いた勘平の金は受け取れない」という大星由良之助の意向により敵討ちに加えることはできないと伝えられます。
愕然とする勘平を横目に、おかやは二人に対して「それは舅を殺して盗んだ金だから当然だ」と打ち明けます。激怒して出て行こうとする二人に対して、勘平はせめて「与市兵衛を殺したのは偶然で意図してやったことではなかった」ということだけでもわかって欲しいと二人の前で切腹します。
腹を切って瀕死の勘平は「色に耽ったばっかりに・・・」と身の因果を語ったのでした。勘平の話を聞き、道中で鉄砲に撃たれた斧定九郎を見たことを思い出した弥五郎は与市兵衛の死骸を改めます。すると与市兵衛の傷は鉄砲傷ではなく、刀でえぐられた傷。与市兵衛を殺したのは勘平ではなかったことが判明します。
勘平が撃ち殺した斧定九郎は与市兵衛を殺して金を盗んだ悪党。しかも、塩冶判官の家来で高師直側に寝返った斧九太夫の息子です。
つまり、勘平は計らずも舅や塩冶家の敵を討っていたことになります。
全てを知った数右衛門と弥五郎は勘平こそ忠義ものであると敵討ちの連判状に名を連ねることを許し、息を引き取る寸前の勘平に血判をさせるのでした。
【気良歌舞伎(けらかぶき)】
岐阜県郡上市明宝気良地区の地芝居(地歌舞伎)団体です。
「地域を盛り上げたい」との思いから、平成17年に地芝居(地歌舞伎)を復活させ、以降、毎年9月の気良白山神社祭礼公演を中心として活動を行っています。
また、現在、郡上市文化財である明宝歴史民俗資料館(旧明方小学校)の木造講堂に手作りで舞台を設置して芝居小屋「気良座」を作るなど、歌舞伎を通した地域資源の活用に取り組んでいます。
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