世界遺産 大峯「奥駈の道」を行く - 七十五靡を通じて - 第2部 山上ヶ岳より弥山 第3章 大普賢岳〜七曜岳
Автор: Takushin-an
Загружено: 2023-04-14
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第3章では大普賢岳から七曜岳へ向かいます。
途中には「内侍落とし・薩摩ころげ」の難所もあり、七つ池などの独特な地形があったりで、距離的には短いですが、バリエーションに富んだ道となります。
現在は道も整備されて、歩きやすくなっていますが、昔はかなり危険なルートだったことが想像されます。
なお資料によれば、「第61靡の弥勒岳」は地図上で国見岳となっている所らしく、時代によって山の名前も変化しているようです。
現在、和佐又〜笙の窟〜大普賢岳〜七曜岳〜無双洞〜底無井戸〜和佐又のコースで登山されている方が多いようなので、「奥駈の道」から外れていますが、無双洞と底無井戸にも立ち寄っています。
ただし、無双洞では平成に入ってから、行者の方が40日間に及ぶ断食修行をされています。
洞内は水も流れ、湿気も多く、ここに40日間籠るだけでも大変ですが、同時に断食もするという過酷な修行を完遂されたとのことです。
無双洞・底無井戸とも過去の修行記録はありませんが、ひょっとすると遥か昔にはこれらの場所でも修行をされた修験者がいたのかもしれません。
引用文献
「ブッダのことば - スッタニパータ - 」 中村 元 訳 (岩波文庫)
「ブッダの真理のことば」 中村 元 訳 (岩波文庫)
参考文献
「大峯奥駈道 七十五靡」森沢 義信 著 (ナカニシヤ出版)
「熊野、修験の道を往く「大峯奥駈」完全踏破 」藤田 庄市 著 (淡交社)
「熊野修験の森 大峯山脈奥駈け記」宇江 敏勝 著 (新宿書房)
「大峰修験道の研究」宮家 準 著 (佼成出版社)
「和州吉野郡群山記 その踏査路と生物相」御勢 九右衛門 編著 (東海大学出版会)
「吉野と大峯 山岳修験の考古学」 森下 恵介 著 (東方出版)
「修験道要典」 服部 如實 編(三密堂書店)
「入峰の栞」総本山 聖護院門跡
「雑誌『神変』掲載の大峰四十二宿一覧資料について」小田 匡保 著(駒澤大学文学部地理学教室)
「西行・山家集」 井上 靖 著 (学研M文庫)
「西行和歌と仏教思想」金 任仲 著(笠間書院)
「新潮社日本古典集成 山家集」後藤 重郎 校注(新潮社)
「歓喜する円空」 梅原 猛 著(新潮社)
「円空と修験道」 水谷 早輝子 著 (まつお出版)
「円空の和歌(うた)―歌から探る人間像」(岐阜県歴史資料館)
「金谷上人行伏記 ある奇僧の半生」横井 金谷 著 藤森 成吉 訳 (東洋文庫)
「法華験記」沙門鎮源 著 山下 民城 翻訳 (国書刊行会)
「修験道入門」五来 重 著 (角川書店)
「修験道史研究」和歌森 太郎 著 (東洋文庫)
「三教指帰 性霊集 日本古典文学大系71」 渡邊 照広・宮坂 宥勝 校註 (岩波書店)
「大峯こぼれ話」銭谷 武平 著 (東方出版)
「大峯縁起」銭谷 武平 著 (東方出版)
「大峯の山と谷 奥吉野ガイドエッセイ」 小島 誠孝 著 (山と渓谷社)
などの文献を参考にさせていただきました。
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