第２２９１話『２０２５年４月１９日の横浜家系らーめん輝道家水道橋駅前店！』

『屋外での火災の予防措置について』

消防吏員は焚き火をしている者に対して消火の準備を命ずる事ができる
消防本部を置かない市町村長は焚き火をしている者に対して自ら火の粉の始末を命ずる事ができる
消防署長は所有権が分からず措置命令ができない危険物に対して消防職員にその除去を行わせる事ができる


『統括防火管理者が必要な防火対象物について』

①高層建築物で高さが３１ｍを超える物
②地下街で消防長または消防署長が指定する物
③６項ロおよび１６項イで地階を除く階数が３以上で収容人員が１０人以上の物
④特定防火対象物で地階を除く階数が３以上で収容人員が３０人以上の物
⑤１６項ロで地階を除く階数が５以上で収容人員が５０人以上の物
⑥準地下街


『消防用設備等の設置・維持における設置単位について』

ＡとＢが開口部のない耐火構造の床または壁で区画されている場合はそれぞれ別の防火対象物とみなされる

同一の建築物内で開口部のない耐火構造の床または壁で区画されている場合、区画された部分は設置および維持の技術上の基準の規定の適用については、それぞれ別の防火対象物とみなされる


『消防用設備等の設置届出と検査について』

消防用設備等の設置を届け出て検査を受けるのは防火対象物の関係者（所有者、管理者、占有者）である
防火対象物の関係者は工事が完了した日から４日以内に消防長（市町村長）又は消防署長に届け出なければならない。設置工事に着手する１０日前までに届け出るのは着工届である
映画館は延べ面積３００㎠以上の場合に検査を受けなければならない
設置等技術基準に適合している時は検査済証が交付される


『消火器の使用済み表示装置及び安全栓の点検について』

蓄圧式消火器で、使用済表示装置がなく安全栓が脱落しているものは、消火器の内部及び機能に係る点検を行う。
粉末消火器で安全栓が脱落していても、使用済表示装置に異常がないものは交換の必要はなく、消火器の内部及び機能に係る点検も不要である。
ハロン 1301消火器及び二酸化炭素消火器は、内部及び機能に係る点検が必要な消火器から除外されている。どちらの消火器も外形点検において、消火薬剤量（質量）を計ることによりガス質量の確認を行う。


①標準圧力計とは
消火器の容器圧力を測定し、指示圧力計の精度を点検する
②継手金具とは
圧力調整器などを消火器に取付ける
③圧力調整器とは
高圧の１次圧を低圧の２次圧に下げて供給する


標準圧力計、継手金具、圧力調整器

これら３つの器具を用いて点検及び整備を行う消火器は『蓄圧式強化液消火器』『蓄圧式機械泡消火器』『蓄圧式粉末消火器』

圧力調整器を用いる際の留意事項は２次圧は消火器の使用圧に設定する。各連結部は十分に締め付ける。


『圧力調整器について』

圧力調整器とは蓄圧ガス充填時にガスボンベ（１次側）の高圧ガスを消火器の内圧（２次側）まで下げるために使用する


『液化二酸化炭素消火器の充填比について』

液化二酸化炭素の充填比は1.5以上とされている。1kgの液化二酸化炭素を充填する容器は1500㎤以上の容積が必要となる


『安全栓について』

安全栓の引き抜きリング部分の塗色は黄色とする
安全栓は１動作で簡単に引き抜く事ができる
リング部分の内径は２㎝以上とする
安全栓は上方に引き抜けるよう取り付けられている事


『消火器のホースについて』

据置式以外の消火器には１０㎝以上のホースが必要である
消火器の使用温度範囲において耐久性を有する事
据置式の消火器には３０㎝以上のホースが必要である
粉末消火器で消火剤が１ｋｇ以下の場合はホースを取り付けなくともよい



『消火器の内部及び機能点検の対象年数について』

二酸化炭素消火器は機能点検の対象から除外される
化学泡消火器は設置後１年経過したものから対象となる
蓄圧式粉末消火器は５年を経過したものから対象となる
蓄圧式強化液消火器で製造後５年を経過したものから対象となる


『消防法令に定める関係者とは』
『所有者』『管理者』『保有者』である

『二酸化炭素消火器の記号について』

Ｖは容器の内容積

ＴＰは容器の耐圧試験圧力

ＦＰは容器の最高充填圧力

Ｗは容器の重量


『粉末消火器の付属品について』

排圧栓は開閉バルブ式の消火器に設ける
ガス導入管は、加圧ガスを本体容器の下部まで導き、加圧用ガスを噴出し、噴出されたガスにより粉末薬剤をときほぐし、加圧・放射する
粉上がり防止用封板は、使用時以外に本体内の粉末消火薬剤がサイホン管に流入するのを防いでいる
逆流防止装置は、本体内の粉末消火薬剤がガス導入管に逆流するのを防いでいる


『消防法で定める型式承認と型式適合検定について』

型式承認を受けていても、型式適合検定に合格しなければ検定対象機械器具等の販売と陳列はできない


『検定合格証の表示の手順について』

①日本消防検定協会又は総務大臣の登録を受けた登録検定機関が型式承認に際し、技術上の規格に適合しているか試験をする

②規格に適合している場合、総務大臣が型式承認をする

③日本消防検定協会が型式承認を受けた検定対象機械器具に関わる形状等に適合しているか型式適合検定をする

④型式適合検定に合格したものは、検定合格証の表示をする


『ガス加圧式粉末消火器の機能点検時に行う確認手順について』

①消火薬剤の量を確認する
②排圧栓を開いて内圧を排除する
③キャップを外し加圧用ガス容器を取り出す
④消火薬剤を別の容器に移す
⑤圧縮空気を用いて本体容器、キャップ、ノズル、サイホン管等を清掃する
⑥各種部品について確認を行う


『粉末消火器の薬剤の色について』

粉末Na（炭酸ナトリウム）消火器は白色

粉末Ｋ（炭酸水素カリウム）消火器は紫色

粉末Ku（炭酸水素カリウムと尿素の反応生成物）消火器はネズミ色

粉末ABC（リン酸アンモニウム）消火器は淡紅色


『排圧作業について』

排圧作業の目的は消火器の点検時に消火器内の残圧を排除し、キャップを外す時の破裂等の事故を防止する


『ガス加圧式消火器（開閉バルブ式）の排圧作業の手順について』

ドライバーで排圧栓を開けて内部圧力を完全に放出する

留意点は排圧栓から残圧が吹き出した場合は吹き出しが止まるまでそのまま放置する


『蓄圧式消火器の排圧作業の手順について』

消火器本体を逆さまにしてレバーを握って排圧する

留意点は周囲か安全な場所にノズルを向けてから安全栓を外し、レバーを握る


『ガス加圧式消火器（開閉バルブ式）の排圧作業の手順について』

ドライバーで排圧栓を開けて内部圧力を完全に放出する

留意点は排圧栓から残圧が吹き出した場合は吹き出しが止まるまでそのまま放置する


『蓄圧式消火器の排圧作業の手順について』

消火器本体を逆さまにしてレバーを握って排圧する

留意点は周囲か安全な場所にノズルを向けてから安全栓を外し、レバーを握る


『排圧作業について』

排圧作業の目的は消火器の点検時に消火器内の残圧を排除し、キャップを外す時の破裂等の事故を防止する



『強化液消火器について』

消火薬剤は炭酸カリウムの濃厚な水溶液である
使用温度範囲はマイナス２０℃〜４０℃である
消火作用は冷却作用と抑制作用である
霧状放射の場合は普通火災、油火災、電気火災に適応する


『蓄圧式強化液消火器の薬剤充填の器具』

標準圧力計は指示圧力計の精度の点検に用いられる
圧力調整器は高圧（一次側圧力）の充填ガスの圧力を調整し、消火器の内圧（二次側圧力）まで下げる
継手金具（カプラ継手）は蓄圧ガスの充填時に圧力調整器と消火器を接続する器具である。一方はネジで消火器のホース接続部に、他方はカプラ継手で圧力調整器からのホースに結合させる
漏斗は消火薬剤を本体容器に充填するときに用いられ、ガス系消火薬剤以外の全てに対応する


『転倒式化学泡消火器の点検』

分解する前に残圧の有無を確認する
消火薬剤が密閉されていないので本体容器の点検時に傾けない
キャップを緩めるには木製のテコ棒を用いる
内筒、外筒それぞれの消火薬剤の量を、液面表示で確認する


『クランプ台』『キャップスパナ』『漏斗』『標準圧力計』『メスシリンダ』を用いて点検及び整備を行う消火器は

『蓄圧式強化液消火器』


『機器点検の実施項目について』

化学泡消火器は全数の10%以上について放射能力試験を実施しなければならない
加圧式水消火器は全数の10%以上放射能力試験を実施しなければならない
粉末消火器は抜取り数の50%以上放射能力試験を実施しなければならない
蓄圧式強化液消火器は抜取り数の50%以上放射能力試験を実施しなければならない


『強化液消火器について』

強化液消火器には加圧式と蓄圧式がある
蓄圧式強化液消火器の使用圧力範囲は0.7MPa以上0.98MPa以下
強化液消火器の主な消火作用は冷却作用と抑制作用
強化液消火器の使用温度範囲はマイナス２０℃以上４０℃以下


『消火器に金属が使用される理由』

理由は強度、加工の容易性があり
加工の容易性を示す金属の性質には『展性』『延性』『可鋳性（かちゅうせい）』『可鍛性（かたんせい）』がある


蓄圧式消火器内に生ずる圧力によって本体容器に生ずる応力は『引張応力』

許容応力、安全率、最大強さの関係は
『許容応力は最大強さを安全率で除した物』


『検定対象となる消防の用に供する機械器具について』

①消火器、消火薬剤
②泡消火薬剤
③火災放置設備の感知器、発信機
④火災報知設備・ガス漏れ火災警報設備の中継器、受信機
⑤住宅用防災警報器
⑥閉鎖型スプリンクラーヘッド
⑦流水検知装置
⑧一斉解放弁（大口径を除く）
⑨金属製避難はしご
⑩緩降機（かんこうき）

これらは検定対象になる


『内容積１００㎤を超える加圧用ガス容器について』

内部に取り付ける容器の外面は消火薬剤に浸されないものである事
二酸化炭素を用いる容器の内容積は液化二酸化炭素１ｇにつき1.5㎤以上である事
外部に取り付ける容器は外部の衝撃から保護する措置を講じている事
二酸化炭素、窒素ガス等の充填する物にかかわらず、所定の水圧試験において漏れ等がない事


『蓄圧式強化液消火器の蓄圧力について』

容器の蓄圧力は0.7〜0.98MPa
ハロン1301消火器の容器は高圧ガス保安法の適用を受ける
蓄圧式強化液消火器の容器は高圧ガス保安法の適用を受けない
蓄圧力は絶対温度に比例する




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