【御嶽山霊神碑の石碑群】山岳信仰の代表的な山として知られる御嶽山、登山道や県道沿いにおびただしい数の霊神碑が林立し非現実的な世界が広がります。その数2万基以上!長野県を代表するディープゾーン。
Автор: Discover NAGANO
Загружено: 2021-09-20
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御嶽山(おんたけさん)は、長野県木曽町・王滝村と岐阜県下呂市・高山市にまたがる標高3,067mの活火山で、古くから神聖な信仰の山であるとともに木曽を代表する山として親しまれてきました。神聖な領域に一歩足を踏み入れると、そこには息を呑むような空間が広がります。
御嶽山信仰の歴史は古く、平安・鎌倉・室町時代頃には山へ籠もって厳しい修行を行うことで悟りを得る修験道(しゅげんどう)の場として栄えるようになったと言われています。
当初、厳しい修行を重ねた者同士が集団で登拝することが風習となっていましたが、徐々に一般民衆に開放されるようになり、御嶽信仰が全国的な信仰へと広がっていきました。
御嶽信仰が一般に広く浸透すると、やがて霊神碑(れいじんひ)を建立する風習が盛んになりました。現在、登山道と県道沿いには2万基を超える霊神碑が林立しており、木曽御嶽山霊神碑群とも呼ばれています。
霊神碑はお墓ではなく、御霊(霊魂)を鎮めるための石碑です。
今回動画で紹介した霊神碑は県道473号線沿いに並ぶごく一部です。もちろんこれだけでも圧倒されるような数ですが、登山道(旧道)を歩いてみると、さらに多くの霊神碑を見ることができます。興味のある方は是非山の中にある古道を散策してみてください。整備されているので迷わず歩けると思います。
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