【川崎汽船】20世紀最大の発明品！「コンテナ」【ゆっくり解説】【就活】【オーシャンネットワークエクスプレス】

【目次】
0:00　オープニング
1:14　コンテナについて
3:39　コンテナの発明
8:57　川崎汽船とオーシャン・ネットワーク・エクスプレス
13:45　エンディング、次回予告

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陸、海、空をまたにかけ、みんなの便利を支える業界を紹介します！
飛行機、船、トラック、鉄道なんかでたくさんのモノや人を運んだりしています！

今回紹介するのは、海運業界第3位「川崎汽船/“K”Line」です！

川崎汽船は、日本郵船、商船三井に次ぐ国内3位の海運会社で
元々は川崎重工の「船舶部門」が独立してできた会社

川崎汽船の特徴は、他の2社と比べてコンテナ船の運用が多い点だったんだけどこのコンテナ船事業は2019年に海外との競争力を保つため事業を統合し、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス/ONEを立ち上げました

そんなオーシャン・ネットワーク・エクスプレスは世界のコンテナ船別にランキングでは
1位はデンマークのマースクライン
2位はスイスのメディテラニアン・シッピング・カンパニー
3位はフランスのCMA-CGM
4位は中国のCOSCO
5位はドイツのハパックロイド
に続く世界2位の会社

川崎汽船やONEが得意なのはコンテナは実は20世紀最大の発明！
コンテナの歴史は1956年、アメリカのニューアーク港で始まる

当時の港では船で届ぶ荷物は人が港でひとつずつ船に積み、入港するとひとつずつ船から降す という地道な作業をしていました

港での荷下ろしと荷揚げには、莫大な時間と労力、コストがかかるというのが、「船の最大の弱点」
また船便では重い荷物を人力で運ぶことが多いため、高賃金で体力勝負となり「やくざ」や「マフィア」などの関係者が集まることとなり、港周りの治安がよくありませんでした

そんな筋骨隆々の「荒くれもの」がたくさん働く港の荷下ろし荷揚げを変えた人物が「コンテナ」の父「マルコム・マクリーン」

彼は港にきたトラックのコンテナをそこで切り離して、それをそのまま船に乗せ、次の港へ運んで再びコンテナを下ろして、次の目的地までトラックや鉄道で効率的に運ぶというアイディアを思いつき、コンテナによる陸海一貫輸送を実現します

港での荷下ろしと荷揚げは人から大型クレーンとなり効率化、船にたくさん荷物を積めるようになり、堅牢な鉄のコンテナは雨水から製品を守り、人の手が介在しなくなったため盗難も激減
安全性は向上、納期は短縮、荷役コストは約40分の1にまで激減したと言われます！

最近は物置きとして、あるいは趣味の隠れ家、住居、店舗として……「丈夫で安くて、おしゃれなスペースが欲しい」というニーズに答えるため、コンテナハウスのニーズもあるからコンテナの需要は増えていくばかり
攻守最強の鉄の箱、それがコンテナです！

これから働く高校生
就活活動中の大学生
転職したい社会人　　

世界の海を支える運輸業界、海運業界に興味を持ってもらえると嬉しいです！
ついでに「コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった」という本も読んでみてください

～関連会社～
インターモーダル - エンジニアリング（IEC）
川崎近海汽船
旭汽船
神戸桟橋
ケイラインローローバルクシップマネージメント

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