菅原出氏:内部情報流出の時代
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Загружено: 22 нояб. 2010 г.
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マル激トーク・オン・ディマンド 第501回(2010年11月20日)
内部情報流出の時代
ゲスト:菅原出氏(国際政治アナリスト)
軍の機密であろうが警察の捜査情報であろうが、何でもネット上に流出するのが当たり前の時代が到来したのだろうか。
海上保安官による尖閣ビデオ流出騒動が話題を呼んでいるが、その陰で深刻な政府情報の流出事件が国内外で相次いで発生している。
日本の警視庁公安部外事三課のものと見られるテロ対策捜査の内部資料と、膨大な量のアフガニスタン戦争やイラク戦争に関する米軍の内部資料の流出事件だ。いずれも何らかの形で内部情報が持ち出され、日本の警察情報はウィニーのネットワーク上で、米軍情報は内部告発専門のウェブサイト『ウィキリークス』を通じて、インターネット上で公開された。...
インテリジェンスを研究する国際政治アナリストの菅原出氏は、今回の情報流出で日本の公安警察が対テロ対策として誰を対象にどんな捜査を行っているかを露呈してしまったと、情報流出の重大さを語る。また、今回捜査協力者の個人情報までもが流出してしまったことで、今後、日本の警察が捜査への協力を得ることがより困難になることも懸念されると言う。
しかし、菅原氏は同時に、この流出によって日本の警察の対テロ捜査のお粗末さが、露わになった点を重視する。菅原氏は日本の警察が、大きなムスリム人口を抱える欧米の対テロ捜査の手法をそのまま真似て、単なる不良外国人を監視しているだけで、有効なテロ対策を取れていない可能性があることが、今回の資料から明らかになったと語る。資料を流出させた人間が、そうした問題を明らかにする動機があった可能性も排除できない。
一方、『ウィキリークス』に掲載された米軍の大量の内部資料を分析した菅原氏は、その中にアフガニスタンやイラクの米軍兵士が、日々の活動を綴った活動報告書が含まれている点に着目する。そうした資料からは秘密のベールに包まれている戦争の現場の様子が手に取るようにわかる。また、ウィキリークスは、米軍ヘリからの誤射によって、ロイター通信のカメラマンが射殺される瞬間の映像も公開しているが、これも明らかに内部から持ち出されたものだ。...
正義のための内部告発にせよ、ウイルスや外部からのサイバー攻撃による流出にせよ、情報流出の要因は様々だが、どれだけ堅牢なセキュリティ対策を施しても、確信犯的な内部告発者がいれば、必ず情報は流出するし、それはインターネットを通じて一気に世界中に拡散する。一連の内部情報流出から何が見えてくるのか、菅原氏と議論した。

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