新型飛行船誕生物語。ジェームズウエッブ宇宙望遠鏡の超大型版を超安価に宇宙で造ろうということから始まり

新型飛行船誕生物語。ジェームズウエッブ宇宙望遠鏡の超大型版を超安価に宇宙で造ろうということから始まり、地上でその実験制作を池を使ってやってみようと提案した.宇宙では簡単にできる真空蒸着が地上ではできないから、アルミシートを張ってみて、それらしいものにした。当然これでも太陽表面温度４０００度に近い高温が得られる計算で、危ないからブルーシートで覆うか解体することを薦めた。何かこの応用方法がないかなと考え、たどりついたのが、大気上層部での利用方法である。軽いから気球で上げられ、ここなら安全で、風に乗り漂流するから、事実上無風。いくら大きくしても差し支えない。ところが得られる太陽エネルギーを計算すると、これが途方もなく大きい。水は３００度ぐらいで２００気圧もの蒸気を作り出す。これはジェット推進にも、発電にも使えるだろう。３０００度ぐらいになると、水の直接分解により、水素も得られる。最近水素の貯蔵法で軽い金属、マグネシュームとでマグ水素が出来るようになった。これなら空中でも造れる。このほかに、アンモニア気球のアイデアが加わる。空気より軽いが、水素にはかなわない。然しこれが非常に水に溶けやすい。熱すればまた吐き出す。これは気球の上下運動が自由に操作できるということになる。これが新型飛行船の誕生物語である。