天使の彫像
Автор: 9zon2p1ur
Загружено: 2009-04-17
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多分高音質。
以下、歌詞↓
後の世に【神の手を持つ者】――と称される彫刻家『Auguste Laurant』
戦乱の最中に失われ 平和と共に姿を現したとされる
未だ神秘の薄布(veil)に包まれた彫像 彼の稀代の傑作
『天使』(Angel)に秘められし 知られざる《物語》(Roman)・・・・・・
「物言わぬ冷たい石に 生命(いのち)を灯せる等と
俗人達が謳うのは 唯の驕りに過ぎぬ
在る物を唯在る様に 両の手で受け止めて
温もりに接吻(くちづ)ける様に 想いを象るだけ・・・・・・」
《風車小屋》(Moulin a vent)空を抱いて 廻り続ける丘の上
工房(atelier)は他を拒むように 静かに佇む影・・・
彼は唯独りで描いた 我が子の表情(かお)も知らずに・・・・・・
【足りないのは小手先の素描力(dessin)ではない――
現実をも超える想像力(imagination)】
「嗚呼・・・光を・・・ 嗚呼・・・もっと光を・・・
『即ち創造』(creation)・・・ 憂いの光を・・・・・・」
生涯逢わぬと誓いながら 足げく通う修道院(monastere)
子供達の笑い声 壁越しに聴いている・・・
「君の手が今掴んでいるであろう その《宝石》(いし)はとても壊れ易い
その手を離してはならない 例え何が襲おうとも・・・・・」
彼は日々独りで描いた 我が子の笑顔(かお)も知らずに・・・・・・
【必要なのは過ぎし日の後悔(regret)ではない――
幻想をも紡ぐ愛情(affection)】
「嗚呼・・・光を・・・嗚呼・・・もっと光を・・・
『即ち贖罪』(expiation)・・・救いの光を・・・・・・」
如何なる賢者であれ 零れる砂は止められない
彼に用意された銀色の砂時計 残された砂はあと僅か・・・・・・
母親の灯を奪って この世に灯った小さな《焔》
その輝きを憎んでしまった 愚かな男の最期の悪足掻き・・・
想像の翼は広がり やがて『彫像』の背に翼を広げた――
「嗚呼・・・もう思い残すことはない やっと笑ってくれたね・・・・・・」
「もういいよ・・・papa・・・」
「其処にRomanは在るのかしら?」
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