［鉛筆デッサン 基本編］鉛筆デッサンについて ［初心者向け］

※美大・芸大の受験生向けのデッサンではありませんのでご注意ください。

この動画は、１９世紀のアカデミックな表現のデッサンをする方向けの基礎を説明しています。
シャルル・バルグ［ドローイングコース］という１９世紀のテキストの図版の模写をしています。
１９世紀フランスなどを中心に行われていたアカデミックな美術教育では、まず、石膏像（大理石かも）を描いたデッサンの版画を模写することから始めていました。ピカソも幼い頃からこのような訓練をして、神童と呼ばれるほどの実力をつけました。ゴッホもドローイングコースをやって、勉強していたことは、有名です。

［ドローイングコース］は、木炭を想定しているように思われますので、こちらは、鉛筆で木炭のようなテイストになるよう鉛筆の腹を使い、太めの線で進めるようにしています。
今回の動画では、ドローイングコースの初めの方の明暗のはっきり分かれている段階の図版を使用しています。

肖像や人体などは、ハーフトーンが重要です。
今回は、大まかに明暗をつける。暗いところにしっかり暗くする。といったところができればと思います。

油絵を描いたことの無い方、まだ初心者の方に油絵の世界をイメージしてもらえたらと思います。ちょっとめんどくさいかもしれませんが、ぜひ油絵に挑戦してみてください。


動画内で使用しているヤスリは、

内田洋行というメーカーの芯研器 N型 学生用という商品です。

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［目次］

0:00 始まり

1:08　陰影とトーン

3:23　鉛筆などの準備

5:30　手や腕の動かし方

8:11　基本のタッチ

9:03　形を取るタッチ

10:03　H系鉛筆でのハッチング

10:42　陰影のデタ塗り的な表現

13:02　輪郭線を入れる

13:48　稜線から暗部の仕上げ

15:58　明部の形態を示すタッチ

16:38　おわりに

【関連動画】

[【デッサン上達】シャルル・バルグの［ドローイングコース］制作手順を説明 / ゴッホやピカソも実践した19世紀のテキスト]

   • 【デッサン上達】シャルル・バルグの［ドローイングコース］制作手順を説明 / ゴッホや...  

[【アカデミーの画家たち】【絵の勉強法】モネ、マネ、ピカソといった天才たちを生み出した！？１９世紀フランスのアカデミックな美術教育について語ります。]

   • 【アカデミーの画家たち】【絵の勉強法】モネ、マネ、ピカソといった天才たちを生み出した...  

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【三村 稔 プロフィール】

画塾など経て、絵を制作しております。
(文学部史学科出身)

2013年 個展 東急渋谷本店

グループ展、多数

白日会 会員

※絵画のモデルのためのドレスや衣装も制作しております。

目標は、西洋の古典主義的な表現で日本の神話や歴史画を描くことです。


【My oil painting works】

三村稔の油絵作品紹介

   • 【油絵 作品紹介】拙作の紹介しております。  


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