「シャボン玉師」と出会った男の子 大好きなシャボン玉がくれた病気と闘う勇気【カメリポ】
Автор: FBS福岡放送ニュース
Загружено: 2025-11-28
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FBSのカメラマンリポートです。「シャボン玉でみんなを笑顔にしたい」そんな思いで活動している「シャボン玉師」が北九州市にいます。がんと闘う子どもたちに勇気を届ける「シャボン玉師」を追いました。FBS井本志保理カメラマンの取材です。
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■子ども
「わーわー!すごいすごい!」
シャボン玉師・しゃーぼんぼんさんのシャボン玉は、見る人を笑顔にします。「シャボン玉で“し泡せ”を届けたい」と、北九州市を拠点に全国で活動しています。
しゃーぼんぼんさんは手作りの道具で、シャボン玉に命を吹き込みます。
シャボン玉の中にシャボン玉が入った「バブル・イン・バブル」、水蒸気をシャボン玉の中に吹き込んで作る「スモーク・イン・バブル」など、8種類のシャボン玉です。
シャボン玉液にもこだわっていて、全て手作りです。
■シャボン玉師・しゃーぼんぼんさん
「シャボン玉液が自分の命なので、目に入ってもしみにくいし、草が枯れたり環境破壊したりしないように作っています。作るのは大変です。5時間ぐらいかかるのですが、喜んでいる笑顔のためにやっています。」
しゃーぼんぼんさんは3年前、公園で飛ばしていたシャボン玉に集まってきた子どもたちの笑顔に癒されて、その魅力にとりつかれたといいます。
去年5月、勤めていた会社を辞め、シャボン玉一本で生活していくことを決めました。今では様々なところからショーの依頼があり、子どもたちに人気です。
次の舞台は、福岡市の九州がんセンターです。
■しゃーぼんぼんさん
「シャボン玉してる。」
しゃーぼんぼんさんは、この病院で1人の男の子と出会いました。
■しゃーぼんぼんさん
「こぼれちゃった?よくありますもんね、子どもさん。」
しゃーぼんぼんさんは、男の子から容器を受け取ると手作りのシャボン玉液のところへ。
■しゃーぼんぼんさん
「はい、どうぞ。」
■奏翔(かなと)くん
「フー。飛んでいった。」
シャボン玉に夢中なのは、九州がんセンターに入院している奏翔くん、取材当時は2歳でした。奏翔くんはことし3月に入院し、治療を続けています。
■母・日奈里さん
「急性のリンパ性の白血病。」
急性リンパ性白血病とは、いわゆる血液のがんです。およそ9割は治るとされる病気ですが、抗がん剤などを使いながら、1年以上厳しい闘病生活が続きます。
■母・日奈里さん
「2か月前ぐらいの治療できつい時があって、その時はすごく大変でした。副作用でおなかはすくし、怒りっぽくなっちゃって。1か月で3キロぐらい増えて、あの治療が一番きつかったですね。本人も。」
治療の副作用で食欲が抑えられなくなった奏翔くんは、体重が増えたり肝臓に脂肪がたまったりするのを防ぐため、「もっと食べたい」という欲求を我慢しなければなりませんでした。
■奏翔くん
「今すぐちょうだい、ママ。」
つらい闘病生活の中で、ことし4月、奏翔くんは病院でしゃーぼんぼんさんのショーを見ました。それ以来、シャボン玉が大好きになりました。
ただし、免疫力が落ちた奏翔くんは外で自由に遊ぶことができません。
■奏翔くん
「あったよー!」
■母・日奈里さん
「いつもキノコを探すところから始まるんですよ。最初はもう何でもかんでも触って、キノコも本当は触りたいんですよ。触っちゃダメって染みついていて、無意識に制限をかけてしまっているところがあると思う。」
それでも、奏翔くんは次回のシャボン玉ショーを励みに病気と闘いました。
■しゃーぼんぼんさん
「きついこととかあると思うんです。自分のシャボン玉ショーを見て、元気になってまた来たいと思ってもらえるように飛ばしたいと思います。」
この日、しゃーぼんぼんさんが再び病院にやってきました。
会場に一番乗りでやってきたのは、奏翔くんでした。
■しゃーぼんぼんさん
「普段、なかなか見られない方もいると思うので、きょうは楽しんでください。」
■奏翔くん
「こっちこーい!」
■しゃーぼんぼんさん
「(4月のショーでは)車いすの子や近寄れない子がいたので、その子たちの近くで見せてあげられたらなと思っています。」
■母・日奈里さん
「楽しかった?」
■奏翔くん
「うん、楽しかった。」
■母・日奈里さん
「久しぶりに見た感じがしました。あんなにキャーキャーやって楽しく遊んでいて。良かったです。」
■子どもたち
「楽しかったです。空がきれいでした。シャボン玉が上がっていたところがきれいでした。」
「たくさんあってきれいだった。思い出に残ったな。」
■しゃーぼんぼんさん
「きょうは病院に入院されている方が来ていて、夢中でシャボン玉を割っていたのが見えたので、こっちまで勇気をもらえました。楽しかったです。」
■母・日奈里さん
「きょうは本退院の日です。」
Q.シャボン玉ショーは入院生活の励みになりましたか?
「リフレッシュして切り替えて、ここまで頑張ってこられたのかなと思います。いいタイミングでショーが見られたかなと思います。」
■看護師
「退院おめでとう!」
病気と闘う勇気をくれたシャボン玉。奏翔くん、退院おめでとう。
※FBS福岡放送めんたいワイド2025年11月19日午後5時すぎ放送
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