長谷川景光雅楽四重奏団+濵田理恵「平安の香り」(ダイジェスト)
Автор: Heiangakusha Office
Загружено: 2016-09-14
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【動画データ】
・開催日時 平成28年9月10日(土)
午後2時半開場 3時開演
・開催場所 東京オペラシティ 近江楽堂
・演目
第一部 平安朝雅楽
盤渉調 音取
盤渉調 蘓合香 序一帖絡、破、唐急
第二部 現行雅楽
盤渉調 音取
盤渉調 蘓合香 急半帖
第三部 現代雅楽/管絃舞楽
九声黄鐘調 荷葉 序、破、急
・演奏演舞
長谷川景光/龍笛
左野龍子/笙
常法寺美和/楽琵琶
米澤茉莉佳/楽箏
濵田理恵/舞
・古楽譜解読
盤渉調 蘇合香 序一帖絡、破、唐急
龍笛譜/大神基政『龍笛譜』/長谷川景光解読校訂
鳳笙譜/豊原利秋『鳳笙譜』/長谷川景光解読校訂
楽琵琶譜/藤原師長『三五要録』/佐野龍子解読校訂
楽箏譜/藤原師長『仁智要録』/米澤茉莉佳解読校訂
・創作
九声黄鐘調 荷葉/長谷川景光作曲、濵田理恵作舞
・公演内容
長谷川景光雅楽四重奏団は、その名のとおり長谷川景光を中心に結成した演奏集団です。
景光は、これまで2つのレコード会社から9枚のCD作品をリリースしていますが、メンバーである米澤茉莉佳と常法寺美和は、平成17年から景光と舞台で共演しており、これまで5作のCDアルバムに出演しています。また、佐野龍子は20年から景光と舞台で共演し、3作のCDアルバムに出演しています。そして、このメンバーでの初公演は、平成23年10月10日に大倉山記念館ホールで開催した「平家物語の雅楽」でした。
平安朝雅楽、現行雅楽、そして現代雅楽と幅広い雅楽の演奏を、そしてカルテットでしか表現できない質の高い演奏をお聴きかせすることを目的として、定期的に演奏活動を行うことにしていました。
今回、このカルテットに多彩な芸能活動を行っている濵田理恵を加え、長谷川景光雅楽四重奏団+濵田理恵と冠しましたが、一過性的なジョイントではなく、新しいユニットとして活動することにしました。濵田理恵は、作曲家、作詞家、歌手、パフォーマーとしてテレビ、舞台等で活躍しているだけでなく長谷川景光に雅楽を師事していることから、今回のユニットが実現しました。
さて、「平安の香り」は、9年以上前にフォンテックからリリースした長谷川景光のアルバム・タイトルです。景光が作曲した現代雅楽曲を三重奏で演奏したアルバムでしたが、この公演ではその内の1曲を四重奏に編曲してお聴きいただくだけでなく、濵田理恵による創作舞を合わせて上演しました。
・主催 平安楽舎
http://heiangakusha.jpn.org
【平安朝舞楽について】
狛近真が鎌倉時代に著した『教訓抄』を紐解くと、以下のように記されています。
「踏足モ台(舞台)ヲナ(鳴)ラサズ。膝ヲヲ(折)リテ踵ヲヲ(置)ク。爪立足モ拍子ニアワ(合)スベシ。高ク躍ル舞ニモ爪立テヤガテ落居()バ台ナル事ナシ。延立モ落居モ、ヤハラ(柔)ツヽ(滑らかに)スルヲ吉舞人トハ云ナリ。去肘モ伏肘モ拍子ヲマ(待)チテシヅ(静)カニカナ(奏)ヅ。腰ニ付タル手モ拍子ゴト(毎)ニシ(締)ムル(拍子を取る)ナリ。又伏肘ヲ打ニハスコ(少)シカタ(傾)ブキテ顔ニ打カケテ手ノサキ(先)ニ目ヲカクベシ」
すなわち、平安時代、鎌倉時代の舞は拍ごとにリズミカルに脇を締めますが、現行雅楽の舞のように、絲鞋(しかい)で舞台を叩いてから足を披(ひら)くというような動作は行わず、「しなやかで静かなる舞」を理想としていたことが分かります。さらに、平安時代、鎌倉時代の舞譜は現行雅楽の舞譜と大きく異なるだけでなく、舞の美学が異なると言えます。
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