高田みづえ　どうぞこのまま（CDバージョン）

高田みづえ様生誕後夜祭としてのアップロードです。

この曲も2つのバージョンがありますので、聴き比べも面白いと思います。
高田みづえ　どうぞこのまま（ライブバージョン）
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アレンジは、ライブバージョンの方が丸山圭子さんの原曲に近い感じがしますが、みづえさんの歌唱は、伸びやかで情感のこもった、彼女らしい魅力的な歌声です。
それに対する今回のCDバージョンですが、高田みづえ仕様に大きくアレンジされており、みづえさんの歌声は、魅惑のウィスパーヴォイスとでも言いますか、艶っぽくてセクシーで、切なさもあって、こちらの方も実に魅力的なボーカルになっています。ライブバージョンの時から約1年が経過しており、彼女自身の歌の解釈が深まっている印象がありますね。原曲ファンを前にして言うのは憚られるのですが、自分の中ではこのCDバージョンは完全に高田みづえオリジナルです。今回自分としては、みづえちゃんがディナーショーでこの曲を歌っているというシチュエーションを想像しながら作ってみました。
高田みづえオリジナルという観点で聴くと、この歌もみづえナンバーに多くある「雨ソング」の一角ですね。他の雨ソングで歌われている雨は、失恋を表す涙雨であったり、傷ついた心を静かに洗い流す存在であったりしますが、この歌で歌われている雨は、二人のディスタンスを縮める、二人の心と体のふれあいを象徴する存在として描かれています。雨が降り続いている間、彼女は男のぬくもりを感じることができて、ただひとすじに彼を愛することができる。だから、雨にはどうぞこのまま降り続いていてほしい。やまないでほしい。雨がやんだ時には、冷めたコーヒーのようなさよならが待っているから……
自分は、デビュー当時の素朴でめんこいみづえちゃんも、全盛期のはつらつとしたみづえちゃんももちろん大好きですが、このような妖艶でしっとりしたみづえちゃんも大好きです。要するに全部好きなんですが、それだけ彼女には多面的な魅力があるということです(;^ω^)
#高田みづえ