日本最南端・沖ノ鳥島の貴重映像、16年ぶりの大規模調査に同行
Автор: TBS NEWS DIG Powered by JNN
Загружено: 18 янв. 2022 г.
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日本の最南端にある沖ノ鳥島。滅多に近づくことができないこの島で、16年ぶりの大規模調査が行われました。
東京都心から南へ1740キロ。船は上海までと同じ距離を南に進みます。日本の最南端、沖ノ鳥島へ。
東京都と東海大学は先月、専門家25人による過去最大規模の調査を行いました。大規模な調査が行われるのは、16年ぶりのことです。
上陸した記者(1988年)
「今にも倒れそうで、私が乗っていること自体が危険なような気がします」
これは34年前に撮影された沖ノ鳥島の映像。東西4.5キロの細長いサンゴ礁に囲まれた島が海面から顔を出しています。人ひとり乗るのがやっとの大きさ。その根元はくびれていて、激しい波で浸食が進んでいました。沖ノ鳥島周辺は日本で最も厳しい海とされ、多くの台風が通過します。
国は島が波で削られないよう保護する工事を行いました。満潮時には高さ16センチと6センチしか顔を出さない2つの島。地球温暖化による海面上昇も懸念されています。沈んでしまうと日本は、漁業や資源採掘が自由に行える広大な排他的経済水域を失うことになります。そこには、貴重な海底資源が眠っているとされているのです。
出発から3日目。突然飛行機が現れました。これは一体・・・。
東海大学海洋学部 山田吉彦教授
「海上保安庁の航空機なんですが、沖ノ鳥島に近づく船に対して確認を取っています。不審な船ではないのか」
最近、沖ノ鳥島の排他的経済水域内では、中国の海洋調査船が何度も確認されています。中国は、沖ノ鳥島は「岩」だと主張し、周辺の排他的経済水域を認めていません。
そして、出発から4日目の早朝。
「あったあったあった」
日本の最南端を主張するかのような灯台の光。明るくなって外に出ると・・・。
長谷川美波記者
「あちらが北小島です。周りを消波ブロックで覆われていて、そこに白波が強く打ちつけています」
島の近くでは、灯台のほかに巨大な桟橋の建設も進められています。国はこの桟橋を拠点に、島を活用していく予定です。こうした施設をテレビカメラが捉えたのは初めてです。
調査が始まりました。船内で行われているのは、採取した海水のろ過作業です。魚のうろこやフンなどから溶け出す「環境DNA」を採取。分析の結果、少なくとも43種の魚がいることが初めて確認されました。
海底地形の調査も行われました。使用したのは、「マルチナロービーム」という装置です。船の底から音波を出し、それが跳ね返ってくる速度の差から海底の凹凸を測ります。すると、沖ノ鳥島の海底に広がる地形が浮き上がりました。今回のデータを30年前のものと比べてみると・・・。
東海大学海洋学部 馬塲久紀准教授
「大きくさほど島が小さくなっている、削られているという兆候は見られませんでした。台風とかによる影響によって地すべりが起きたり、削られていくということは心配だと思っていますけれども」
今回は技術の進歩で、30年前とは比べ物にならない、細かい凹凸まで測定できました。
東海大学海洋学部 馬塲久紀准教授
「(沖ノ鳥島を)活用していくならば、詳細な地形は間違いなく必要になると思いますので、そういう意味では、今回の調査、意義があったと思っています」
調査結果の詳細は今年度中に東京都から発表される予定です。(18日22:23)
#沖ノ鳥島 #貴重映像 #大規模調査
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