「北海の守護神」多くの海難救助に携わった海上保安庁の巡視船「そうや」最後の流氷観測終え間もなく退役
Автор: HTB北海道ニュース
Загружено: 26 февр. 2025 г.
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長年、オホーツク海の流氷観測を行ってきた海上保安庁の巡視船「そうや」が、26日に最後の流氷観測を終えて小樽港に戻ってきました。
本間壮惟記者)
「オホーツク海での最後の流氷観測を終えて巡視船そうやが小樽港に戻ってきました」。
今月20日からの流氷観測を終え、午後1時半すぎに小樽港に戻ってきた巡視船「そうや」。海上保安庁のなかでも日本の巡視船としては現役最古の船で、老朽化により間もなく退役します。
南極観測船「宗谷」の名を継ぎ1978年11月に就役した「そうや」。当時は海保で初めてヘリコプターを搭載できる船として注目を浴びました。これまでに「そうや」はのべおよそ100隻、1500人近くの海難救助に携わり、「北海の守護神」と呼ばれてきました。「そうや」のもうひとつの大きな役目が、流氷観測です。1981年から観測を始め、96年からは北海道大学の研究者も乗せてきました。
15年前、HTBは「そうや」の流氷観測に密着。北大の研究者らは氷のサンプルを採り、厚さや構造、成分を分析していました。
北大の研究員)
「氷の厚さで地球の気候が理解できる」。
気候変動や、潮の流れなどを探るための手がかりとなる流氷観測も今回で最後。無事に任務を終えた「そうや」の船内では北大の研究者から海保へ感謝状が手渡されました。
北大低温科学研究所 渡部直樹博士)
「サンプルを採るというのは極めて重要な研究手法。30年間続けてきたということは他には例がないぐらいの貴重な研究経験だったんじゃないかと思っています」
大室泰典船長)
「最後の海氷観測ということで、思い入れの深い航海。本当に長い間ご苦労様でした。ありがとうという言葉しかありません」。
海保によりますと「そうや」に代わる新しい巡視船は来年度中に完成する予定です。流氷観測は引き継がれ「そうや」は40年あまりの歴史を終え、退役となります。
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