3月姿を消すJR釧網線「キハ40形・ヨンマル」で観光ツアー 地元住民がふだんは利用しない列車や駅を訪ね、地域の魅力を再発見
Автор: HBCニュース 北海道放送
Загружено: 2024-01-15
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流氷が近づくオホーツクの海沿いを走る列車。
観光列車「道北流氷の恵み」と「道東森の恵み」の2両編成です。
車内案内
「斜里岳がきれいに見えているので、隙間をぬって見てください」
海に山、刻々と変わる釧網線の車窓を楽しむのは、実は地元の住民です。
釧網線は、JR北海道が「単独では維持が困難」として、地元負担を前提に存続を目指す赤字の区間。
ふだんは利用しない列車や駅を訪ねて、多くの人に地域の魅力を再認識してもらおうと、道などがこのツアーを企画しました。
参加者(網走から)
「初めてなんです、釧網線乗るの。汽車の外観といい、自然にマッチした汽車だなと思いました」
参加者(網走から)
「車では来るけど駅は初めて、おかしなものね、地元なのに」
「五十何年前に彼氏に会いに釧路まで行った以来、乗ったことがない。一生懸命乗らなきゃだめですね」
参加者が懐かしむ、この列車。
鉄道の専門用語で「キハ40形」=「ヨンマル」と呼ばれています。
1977年から1982年にかけて、当時の国鉄が製造したディーゼル車で、道内には150両が配備。
普通列車として道民の生活を支えました。
映画やドラマのロケに使われることも多く、「北海道らしい列車」としてファンにも愛されています。
しかし、製造から半世紀近くがたって故障も相次ぎ、石北線と釧網線の「キハ40形」については、3月のダイヤ改正で新型車両に交代することになりました。
今回のツアーは、そんな「ヨンマル」の旅を楽しめる貴重な機会です。
網走の大学生
「視覚的にも味覚的にも北海道を感じられていい」
「風景とあわせて列車が楽しめてすごくいいと思います」
北見から
「悲しい、なんか座り心地がいいから…」
別れを惜しむファンの姿も。
ファン(美幌町から)
「ばあちゃんの家に行くときは“ヨンマル”だったから。この(列車の)においをかぎながら行った」
「見慣れた車両がいなくなるのは寂しい話。(新型の)H100形が“ヨンマル”みたいに愛されればいい」
3月末限りで廃止される根室線の富良野-新得間も「キハ40形」が主力。
徐々に消える列車の姿は、北海道の鉄道が置かれた厳しい現実を映し出しているかのようです。2024年01月15日(月) 18時42分 更新
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