1901年開業・世界最古の懸垂式モノレール!ドイツ・ヴッパータール空中鉄道に乗ってみた
Автор: Монорельсовый канал
Загружено: 2025-08-23
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今回はドイツ・ヴッパータールを訪れ、世界最古の懸垂式モノレール「ヴッパータール空中鉄道(Wuppertaler Schwebebahn)」を取材しました。1901年に開業したこの鉄道は、ドイツの技術者オイゲン・ランゲンによって設計された「ランゲン式モノレール」を唯一都市交通として実用化した路線であり、現在に至るまで120年以上にわたって市民の足として利用され続けています。
このモノレールの特徴は、川の上に設けられた鋼鉄製の高架桁に一本のレールを敷き、片側フランジ付きの鉄車輪でぶら下がるという独自の軌道構造にあります。ゴムタイヤ式の案内軌条を走る現代のモノレールとは異なり、鉄の車輪と鉄のレールによるシンプルかつ大胆な発想で作られた交通システムです。両端のフォーヴィンケル駅とオーバーベルメン駅にはループ線が設けられており、車両はUターンするように折り返して常に反時計回りに運行されます。運転席が片側のみに設置されているため、反対側は展望スペースとして利用できるというユニークな車内構造も魅力のひとつです。
現在は最新型の「GTW 2015」シリーズ車両が運行しており、旧型車両はすでに姿を消しました。車内は明るく開放的で、川の真上を走るために窓からの眺望も素晴らしく、走行中は独特の揺れや騒音も相まって、歴史ある乗り物ならではの迫力を感じることができます。駅舎には建設当時の写真が残されており、上から架台をずらしながらレールを吊り下げていったという独特の工法を垣間見ることもできます。また、地元では過去にサーカス団の象が車両から転落した事件に由来する「象のタッフィー」というマスコットも親しまれており、観光案内所では関連グッズや記念品も数多く販売されています。
世界に現存するランゲン式モノレールは、このヴッパータールとドレスデンの二路線だけです。都市交通としての実用性と、観光資源としての魅力を兼ね備えたヴッパータール空中鉄道は、工業都市の歴史とともに生き続けてきた象徴的な存在といえるでしょう。
川の上を走る独特の景観や、最新型車両「GTW 15」、そして歴史を感じる駅舎や街並みの様子もご紹介します。
主な見どころ
デュッセルドルフからSバーンでヴッパータールへ移動
川の上を駆け抜ける迫力ある走行シーン
車内からの展望や独特の揺れ、乗車体験
フォーヴィンケル&オーバーベルメン両終点でのUターン構造
駅周辺の雰囲気やお土産ショップ、象のマスコット「タッフィー」
歴史的な建設風景や写真資料
🚋 世界でもこの形式で現役運行しているのは、ヴッパータールとドレスデンのみ!工業都市ヴッパータールを象徴するモノレールの魅力をお楽しみください。
解説・田村拓丸 /モノレール・ジャパン(MJWS)
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