1516日

「サヨナラの意味」を考えたことがある人も多いと思う。

この曲は、秋元康先生の作詞であり、主たる表現者はセンターの橋本奈々未さんだったと、今も思う。

「引退」の道を選んだ橋本さん。あれからすでに4年近く経つ。すでに橋本さん以外にも、多くのメンバーが卒業していった。だからこそ、「サヨナラの意味」はいろいろ考えられるようになった…そんな人も多いのではないかと思う。
その意味は人それぞれでいいと思う。生きる時代によって、変化していっていいとも思う。

ただ、多くの方がおそらく共感できるから、今も多くの人が愛する曲になっているのではないだろうか。
今の橋本さんは「サヨナラの意味」を、どんなものと思っているだろう。

白石さんは「じゃあね。」の歌詞に、「さよならをありがとう」と書いた。私はこの一節が、「サヨナラの意味」の一つの答えだと感じた。また、多くの人がそう思っただろう。

ただ、4年前の白石さんは「さよならをありがとう」と思えただろうか。思ってたかもしれないし、そうではないかもしれない。考えても居なかった可能性もある。はっきりしているのは、橋本さんとの別れのとき、人目もはばからず涙していたこと―。

「1516日」の意味もいろいろ。
「たったの1516日」かもしれないし、「1516日も」かもしれない。
「なんでもない日々」かもしれないし、「生まれてから初めて見た夢の日々」かもしれないし、「今が思い出になるまでの日々」かもしれない。

まちがいなど、どれでもない気がする―。

答えがあるとしたら、それぞれの人たちの未来にある気がする。
今は「未来に答えがある」と楽観視してもいい。そのほうが心安らぐのなら。
時には「思い出ファースト」に浸ることもいい。そのほうが心落ち着くのなら。

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0:00 2017年
9:41 2018年
21:51 2019年
28:31 2020年ライブができた頃まで
36:06 2020年ライブができなくなったあと
50:51 残り1か月
54:00 残り1週間
1:04:58 残り3日
1:09:14 美しい人
1:10:53 その後

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