今後の株価予想の最重要ファクターは米国経済。
Автор: ファイブスター投信投資顧問株式会社
Загружено: 2024-09-09
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米国リセッション(景気後退)入りなら日経平均3万円割れのリスクも。
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2022年の中盤から、私は一貫して日本株に強気でした。その理由は、当時はまだ明確ではなかった賃金インフレの可能性を高く見た上で、日本の「インフレ率上昇→名目GDPの継続的上昇」を予想したからです。しかし、今年の中盤になって、その見方を修正し先行きへの警戒感を少し強めました。そして、現在は、その警戒モードを更に引き上げ、大幅な株価下落の可能性さえ視野に置いた運用を行っております。
基本的には、日本のインフレストーリーに基づく株価上昇シナリオは現在でも残っております。しかし、それをメインシナリオにできるのは、米国経済が堅調を維持し、リセッションに陥らないという前提付きです。私は、今年前半までは、米国経済が堅調に推移するという考えをメインシナリオにしてきました。
しかし、4月以降、米国の小売業態や外食業態で前年を下回る異変が生じ、様々な経済データにおいて好悪材料が入り混じる形が続いています。もちろん、現段階でも、米国がリセッション入りする確率は、それほど高くないと考えております。しかし、インフレ経済が継続する中で、一貫して消費に積極的であった米国人が「節約モード」に入った可能性は軽視できないと思います。しかも、インフレ率低下という消費者にとって追い風の環境下で、米国人の消費文化に異変が生じたとしたら、それは新しいトレンドである可能性もあり、看過できなくなります。
それ以外にも、米国経済の先行きに不安を有する理由はいくつかありますが、いずれにしろ当面は、「米国経済がリセッション入りしない」ことを確認した上での投資行動が求められると考えています。
ちなみに、2022年終盤から2023年初にかけて、多くの人が米国リセッション入りの可能性を恐れ、株価が低迷した時期がありました。私の肌感覚では、世界の95%以上の投資家が株式投資に腰が引けていたと感じています(その時、私は株への強気見通しを維持していました)。その当時の日経平均株価は26,000円前後でした。言い換えれば、その時よりは日本経済は堅調の度合いを高めていると思いますが、それを考慮しても、米国がリセッション入りなら、日経平均株価が30,000円を切っても不思議ではなくなります。8月5日に日経平均株価は31,000円台まで下がり、その後に大幅にリバウンドしていますが、その水準が完全にミスプライスだったのか否かは、まだ判断ができないように思うのです。
経済悪化時や円高時でも業績が崩れにくい会社に資金を振り向ければ、アルファリターンを高めることは十分に可能です。ここから、アクティブファンドの本領発揮の時代が来ると確信しています。
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