大沢（おおざわ）漁港 2025年春

note：この港は2024/1/1の地震で約4m隆起した（海面が4m下がった）。そして、2024/9の集中豪雨で大量の土砂と流木が流入した。動画では土砂を撤去し、小船を出し入れするための小さなスロープを作ろうとしているように見える。ここに割り当てられた予算は不明だが、地元の人の話から推測すると、数100万円程度と思われる。
note2：間垣の里として有名な「大沢」で偶然港で出会った方に、小一時間話を伺った。山のてっぺんに桜を植えたり間垣への掲示物を断固拒否したりするなど、町内会長さんと話をしているようだった。「新しい港が必要ですね」と質問すると、「大きな船に乗る人が減り、小さな船ばかりになったから小さな港で良い」と返ってきた。そして、海岸隆起によって陸地になってしまった場所に「緊急用のヘリポートを作って欲しい」、また、間垣の景観を守るために「補助金を95％出してほしい」と話してくれた。間垣と家屋の修復費用が2000万円ぐらいになるが、老人に用意できるのは100万円が限界、とのことだ。
※2025年4月現在、輪島と大沢を結ぶ海岸道は通行禁止です。また、山を越える道の通行もお勧めできません。大沢へのアクセスは自粛してください。

撮影日：2025年4月11日
撮影地：石川県 市 輪島市 大沢町
撮影者：Mr.Taka（珠洲市野々江町、大谷町などに親戚あり）