和式便所で勉強し、野球部に入り、10kmの通学。小川淳也幹事長の“受験”奮闘記

林尚弘さん（元・武田塾塾長）との対談で、立憲民主党の小川淳也幹事長が語った“地方高校生のリアルな受験体験”。
香川県の田舎、高松高校に通いながら、野球部で朝練、放課後練習、自転車通学10kmの生活――
その合間を縫って、和式便所でしゃがみながら参考書を開き、通学前後や深夜に問題を解き続けたという。

「1から積み上げる時間はなかった。だから、ランダムに勉強した」
電卓で乱数を発生させて、参考書のページをランダムに選ぶ“ぐちゃぐちゃ学習法”。
受験の本質は「授業じゃない、実習なんだ」と、自分で問題を解きまくる力の重要性を強調。

さらに、「図書館に通って自習室を確保したい、先生はいらない、自習環境が欲しかった」と話し、
そのニーズこそが後の教育ビジネスの原点になると振り返る。

“偶然”と“工夫”を重ねた地方の受験体験が、今の視野の広さにもつながっている。
一発勝負の受験を乗り越えた経験が、政策にも活かされているのかもしれない――

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