東西の祈り

東西の祈り～真言宗声明＆ミラノ大聖堂聖歌隊　グレゴリオ聖歌～
この時代にこそ届けたい、癒しと希望のハーモニー

空海が伝えた仏教音楽〈声明〉
地から湧き上がる「東」の声

中世ヨーロッパの典礼音楽〈グレゴリオ聖歌〉
天から降りそそぐ「西」の声

人間の悩みを吹き飛ばしてしまうかのような、壮大なスケールで響き渡る真言宗声明と、そこに重なる澄み切ったグレゴリオ聖歌

人の声のみでメロディーを奏でる声楽は、削ぎ落された旋律で私たちの心に真っ直ぐに飛び込んできます。
宗教音楽は私たちに寄り添い励ましてくれる希望の歌
生きる喜びも哀しみも受け止めてくれるからこそ、国境を越えて心の琴線に触れるのでしょう。
祈りの歌は、私たちを癒すとともに、自分と向き合い、また大切な人たちのことを改めて考える時間を与えてくれます。
こんな時代にこそ、心をゆるめる豊かなひと時をお贈りします。
歌い手に呼吸を合わせ、心を重ねれば、きっと明日への活力が湧いてくるはずです。

声を重ね、心を重ねて、東西のハーモニーは溶けあってゆく
２つの「祈りの歌」が出逢う時、私たちの世界は1つになる

出演：
九州真言宗教師連合法親会
弘法大師の教えを「学び」「育み」「伝える」ため、1993年に一味和合の精神のもと、九州各地より真言青年僧有志が集い結成。密教の教えのみならず、日本の豊かな伝統文化を学ぶことも活動に取り入れ研鑽を積み重ねている。

ミラノ大聖堂聖歌隊
ミラノで最も古い文化団体で、その起源は14世紀末の大聖堂建立が始まった時までさかのぼる。毎週日曜日のミラノ大聖堂のミサ、数多くの公的文化行事、宗教行事、重要な国際音楽祭で演奏している。その実力、地位は高く評価されている。