西山厚のならら塾 #9 【薬師寺~大講堂と役割~】
Автор: 奈良テレビ放送
Загружено: 2021-09-05
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法相宗の教え“唯識(ゆいしき)”を学ぶ場所である「大講堂」。ご本尊の弥勒(みろく)如来は、弥勒菩薩が釈尊滅後5億7千6百万年ののちに悟りを開かれたときのお姿と言われます。 中央に弥勒如来、向かって右に法(ほう)苑(おん)林(りん)菩薩、左に大妙相(だいみょうそう)菩薩を従える三尊形式となっています。
ここにはご本尊・弥勒如来のほかにも、当時の信仰を語る上で欠かすことの出来ない貴重なものがあります。それは、大講堂内弥勒菩薩像の後ろ側にある「仏足石」と「仏足跡歌碑」で、共に国宝です。仏足石は、お釈迦様の足の形を掘った石で、側面には天平勝宝5年(753)に作られたことがわかり、古代の仏足跡は例が少なく、現存する最古の仏足跡です。仏足跡歌碑は、奈良時代に彫られた歌碑で、仏足跡への賛歌や仏教道歌が刻まれています。
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