主治医がYouTuberだったときのメリットデメリットを精神科医達が考えました。
Автор: 精神科医 芳賀高浩
Загружено: 2025-11-09
Просмотров: 7337
【この動画の概要】
テーマは「主治医がYouTube発信すると、患者さん側のデメリットはあるのか?」。さわ先生・益田先生と議論した結論は、一般化できる“大きなデメリット”は少なく、個別性が極めて高いというもの。
想定されるデメリット(起こりうるリスク)
転移の増幅:陽性/陰性転移や理想化→落差による失望が出やすい。
メッセージの齟齬:動画の一般論と診察での個別判断(例:カウンセリング推奨の有無)が違い、混乱や不信の芽に。
FOMO/視聴負担:「先生の動画を全部見なきゃ」という義務感や依存的視聴。
期待値の過剰上昇:「主治医だから特別な治療が受けられるはず」という幻想。
個人情報リスク:管理を誤れば明確なデメリット。
※ただし益田先生いわく「患者さんは思うほど主治医のYouTubeを見ていない」ケースも多く、院や医師で差が大きい(芳賀院では視聴多い実感)。
カウンター視点(緩和・転換)
これらはYouTubeがなくてもどこかで起きる臨床プロセスで、発信により早めに顕在化するだけ。むしろ治療素材として扱える。
メリット:病気理解の促進、受診ハードル低下、主治医の声が安心材料/頓服代替になる、接触機会が増え関係が安定しやすい。
再現性は低い:発信の効果・副作用は俗人性・チャンネル性・患者層に強く依存し、一般論化しにくい。
デメリットを下げる運用
期待値調整を適度に明示(ガイドライン準拠・特別扱いなし・一般論と個別の線引き)。
診察で動画との違いを言語化し、背景(優先順位・費用・タイミング)を共有。
FOMOは治療テーマ化(視聴ルール・頻度を一緒に設計)。
個人情報の厳格管理。
一言まとめ
デメリットの本質は「臨床でいつか起きる現象が前倒しで強調される」こと。設計と説明次第で治療資源に転換でき、啓発・受診促進という社会的メリットは大きい。
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【一読していただきたい注意】
動画の内容は精神科医である私の診療を通してえた感想です。あくまで私の感想ですので、参考にするかどうかは視聴者のみなさまで判断していただければと思います。個別の診断や治療に関するアドバイスは責任を持ったものは残念ながらできませんので、一般論としての私の意見しかできないことをわかっていただけるとありがたいです。この動画を通じて起こりえる損害に対しては対応したいですが、一般論と私の感想によるものですので、限界があることをご理解ください。
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