【旧国立公衆衛生院】港区立郷土歴史館

東京都港区白金台にある港区立郷土歴史館に行ってきました。
公衆衛生院の建物を利用し昭和レトロ感満載の建物で度々ドラマや映画などのロケに使用されているようです。
公衆衛生院とは、公衆衛生技術者の養成・訓練、および公衆衛生に関する調査研究を行う機関のことです。日本の公衆衛生の向上を図るために設立されました。昭和13年（1938年）に厚生省所管として設立
設計は安田講堂など東京大学関連の建物で知られる内田祥三。
郷土歴史館の展示部分は有料ですが、建物自体の見学は無料でした。
玄関の入り口前には品川の築堤石垣の石も置かれています。

・明治学院のインブリー館やメンソレータムンの輸入や滋賀県の豊郷小学校・山の上ホテルで知られるウィリアム・メリル・ヴォーリズ設計の礼拝堂もちょこと見てきました。

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～旧国立公衆衛生院について～（生成AI）

「旧国立公衆衛生院」とは、かつて東京都港区白金台にあった、日本の公衆衛生の向上を目的とした調査研究機関の建物です。現在は、その歴史的価値から保存・活用され、港区立郷土歴史館を中心とした複合施設として生まれ変わっています。

国立公衆衛生院の歴史と役割
設立: 1938年（昭和13年）10月、アメリカのロックフェラー財団からの多額の寄付（当時で総額350万ドル余り）を受けて、厚生省の管轄で「公衆衛生院」として竣工しました。

目的: 国民の保健衛生に関する調査研究、公衆衛生技術者の養成・訓練、そして公衆衛生の普及活動の中心的な役割を担っていました。

名称変更: その後、組織改編を経て、1949年（昭和24年）6月1日に「国立公衆衛生院」と改称されました。

移転・改組: 2002年（平成14年）4月1日、国立公衆衛生院は国立医療・病院管理研究所、国立感染症研究所の一部などと統合され、国立保健医療科学院となり、埼玉県和光市へ移転しました。これにより、白金台の建物は「旧国立公衆衛生院」と呼ばれるようになりました。

建物の特徴と建築家
旧国立公衆衛生院の建物は、その建築的な価値も高く評価されています。

設計: 東京大学建築学科教授であった**内田祥三（うちだ よしかず）**が設計しました。内田祥三は、東京大学安田講堂をはじめとする東京大学本郷キャンパスの多くの建物を手がけたことで知られ、その独特な建築様式は「内田ゴシック」と呼ばれています。

建築様式: 鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階、地上6階、搭屋4階建てで、スクラッチタイルで覆われたゴシック調の外観が特徴です。隣接する東京大学医科学研究所（旧伝染病研究所）も内田祥三の設計で、この二つの建物は対になるように設計されています。

内部: 内部も非常に重厚で、中央の吹き抜けや、木質材が多用された院長室、340席を有する旧講堂、図書閲覧室など、建設当初の姿を伝える部分が多く残されています。特に、中央ホールの白黒の床や薄紅色の壁面、天井の漆喰レリーフは、建物内でも華やかな空間です。

現在の活用
国立保健医療科学院の移転後、旧国立公衆衛生院の建物は一時的に閉鎖されましたが、その歴史的・建築的価値から保存が求められました。

港区の取得: 2009年（平成21年）に港区が国から建物と敷地を取得しました。

複合施設への改修: 港区は建物の耐震補強やバリアフリー化などの改修工事を行い、2018年（平成30年）に港区立郷土歴史館を中心とした複合施設**「ゆかしの杜」**として再オープンさせました。

文化財指定: 2019年（令和元年）9月27日には、「旧公衆衛生院」として港区指定有形文化財（建造物）に指定されました。

現在、この旧国立公衆衛生院の建物は、港区立郷土歴史館として一般に公開されており、無料で建物内部を見学することができます。歴史的な建造物としての魅力だけでなく、港区の歴史や文化を学ぶことができる施設として、多くの人々に親しまれています。

所在地: 東京都港区白金台4-6-2 (ゆかしの杜内)
アクセス: 東京メトロ南北線・都営三田線「白金台駅」2番出口より徒歩1分

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【小山芳姫のX】
https://x.com/1000Roku

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【Former National Institute of Public Health Minato City Local History Museum】
I visited the Minato Ward Local History Museum in Shirokanedai, Minato Ward, Tokyo.
The building is a retro Showa-era building that was formerly used as a public health hospital and is often used for filming dramas and movies.
The Public Health Academy is an institution that trains and educates public health technicians and conducts research and studies on public health. It was established to improve public health in Japan. Established in 1938 under the jurisdiction of the Ministry of Health and Welfare.
Designed by Shozo Uchida, who is known for buildings related to the University of Tokyo, such as the Yasuda Auditorium.
The exhibition part of the Local History Museum is chargeable, but the building itself was free to visit.
In front of the entrance, a stone from Shinagawa's Tsukiji stone wall is also placed.

The building was designed by William Merrill Vories, who is known for the Meiji Gakuin's Imburi Kan, the import of Mentholatum and the Toyosato Elementary School and Yamanoue Hotel in Shiga Prefecture.

Translated with DeepL.com (free version)