中国の
Автор: FNNプライムオンライン
Загружено: 26 мар. 2025 г.
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ぼんやりとかすんで見える高層ビル群。
黄砂に包まれた中国北部・山西省陽泉市の街の様子です。
中国内陸部から飛来する黄砂は、韓国・ソウルにも飛来しました。
ソウル市内から普段はよく見ることができるソウルタワーも、25日は黄砂で白くかすんでいて見ることができませんでした。
その黄砂が日本列島に飛来する様子を気象衛星「ひまわり」が捉えていました。
九州から近畿地方にかけて見えている茶色いほこりが黄砂です。
午後3時過ぎには、大阪に続き東京でも2025年初めて黄砂が観測されました。
国会議事堂もかすんで見えます。
黄砂は中国内陸部の砂漠などで巻き上げられた砂やちりが、偏西風に乗って日本に飛来する現象です。
すでに人への影響も出始めています。
東京・北区にある「いとう王子神谷内科外科クリニック」には、黄砂と花粉症によるアレルギーの症状を訴える女性が訪れていました。
黄砂は花粉よりも粒子が小さく、体の奥深くにまで届きやすく、アレルギー症状が重症化しやすいのが特徴。
このクリニックでは25日午前中だけで、8人の患者が黄砂による症状を訴え診察を受けました。
現場の医師が指摘するのは、重症化の恐れが高まる“花粉爆発”です。
医師:
黄砂と花粉がぶつかると、(花粉の)表面が砕けて水分を吸って、爆発して小さい粒子が飛び散る。かなり花粉の量も多くなる。
黄砂などの微粒子がぶつかることで花粉の表面に亀裂が入り、そこに水分が加わることで膨張し爆発。
これにより細かくなった花粉は、通常よりも2.5倍長く浮遊し、体内で気管支や肺まで届き、ぜんそくの症状などを悪化させる要因になるとされています。
黄砂と花粉のダブルアレルギー源にどう対処すれば良いのでしょうか。
いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長:
花粉は目や鼻の粘膜に付着してアレルギー反応が主体。黄砂は硬くて小さくて汚いもの。深部に達して傷をつける。ぜんそくが重症化すれば、命に関わるようなこと。(花粉)プラスアルファ対策が必要。花見も(黄砂が)あると思う。ここは思い切って、より網目の細かいN95のマスクを使用する、そういった対策も考えるとよい。
都内のハンズでは、黄砂や花粉に備える対策グッズのニーズが高まっていました。
エアコンの風で洗濯物が回るものや浴室乾燥などの熱に強いハンガーなど、部屋干しに特化したグッズがここ1週間で2024年より1.5倍売れているといいます。
神奈川・横浜市の洗車専門店ではあるサービスが始まりました。
「黄砂や花粉を吹き飛ばそう」という貼り紙がされています。
始まったのは、愛車に付いた黄砂や花粉を吹き飛ばす「100円キャッシュバックキャンペーン」です。
利用客は「(黄砂が)嫌だったんですけど。今日空見たら、お昼ぐらいまでだったらチャンスかなと思って、今洗ってさっと車庫に戻そうかなと」と話しました。
車体に黄砂や花粉が付着したままだとシミや傷がつき、車の価値が下がる恐れもあります。
また、車体をブラシなどで直接こすると、さらに傷つける恐れがあるため、高圧洗車機などで洗車することが重要だといいます。
列島に襲来している大量黄砂。
26日も九州から関東まで黄砂が飛来する可能性があり注意が必要です。
FNNプライムオンライン
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