【清川あさみの予感】6.パンドラの箱 (オデッサの階段)

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清川あさみの予感 (2012.11.1放送) http://www.fujitv.co.jp/odessa/backnu...

ギリシャ神話、パンドラの箱。

神々によって作られ、災いとして地上に送りこまれた人類最初の女性、パンドラ。

ある日、パンドラのもとに全知全能の神・ゼウスから決して開けてはいけないという箱が届く。
　　　
しかし、好奇心からパンドラはその箱を開けてしまう。

すると...途端に病気、盗み、ねたみ、憎しみなどありとあらゆる悪が箱の中から飛び出した。

パンドラはあわてて箱を閉じたが、時すでに遅く世界は災いで覆われてしまった。

すっかり空になったかに思われたパンドラの箱。
しかし、そこにはもう一つだけ災いが残っていた。

それが、エルピス。
エルピスとはギリシャ語で「予兆」の意味。

「予兆」がなぜ災いなのか...。

予兆とは、人が自分の未来を知ってしまうと言う事。
もし、パンドラが予兆を封じ込めていなければ、人は自らの終焉に絶望し、生きることをあきらめてしまっていただろう。