【現代語訳】『立正安国論』(8)【日蓮大聖人】
Автор: 日蓮御書チャンネル
Загружено: 2021-07-06
Просмотров: 7321
日蓮大聖人の御書を現代語訳で朗読しています。
『立正安国論』
系年 文応1年(1260) 39歳
対告 北条時頼
真蹟 千葉県中山法華経寺蔵
<読み下し>
客の曰く、若し謗法の輩を断じ、若し仏禁の違を絶たんには、彼の経文の如く斬罪に行ふべきか。若し然らば殺害相加へ罪業何んが為んや。則ち大集経に云く「頭を剃り袈裟を著せば持戒及び毀戒をも、天人彼れを供養すべし。則ち為れ我を供養するなり。是れ我が子なり。若し彼れを打すること有れば則ち為れ我が子を打つなり。若し彼れを罵辱せば則ち為れ我を毀辱するなり」。料り知んぬ、善悪を論ぜず是非を択ぶこと無く、僧侶為らんに於ては供養を展ぶべし。何ぞ其の子を打辱して忝くも其の父を悲哀せしめん。彼の竹杖の目連尊者を害せしや永く無間の底に沈み、提婆達多の蓮華比丘尼を殺せしや久しく阿鼻の焔に咽ぶ。先証斯れ明らかなり、後昆最も恐れあり。謗法を誡むるに似て既に禁言を破る。此の事信じ難し 如何が意得んや。
主人の曰く、客明らかに経文を見て猶斯の言を成す。心の及ばざるか、理の通ぜざるか。全く仏子を禁むるに非ず、唯偏に謗法を悪むなり。夫れ釈迦の以前の仏教は其の罪を斬ると雖も、能仁の以後の経説は則ち其の施を止む。然れば則ち四海万邦一切の四衆、其の悪に施さずして皆此の善に帰せば、何なる難か並び起こり何なる災か競ひ来らん。
現代語訳・読み下し文・文献データは御書システムを参照しています
http://goshosystem.info/
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: