宇宙旅行への“新たな１歩”　名古屋の企業が「世界初」の実験に成功　２年後には飛行実験を予定 (22/04/05

宇宙旅行へ新たな１歩、名古屋の企業が「世界初の実験」に成功です。

　（ＰＤエアロスペース　緒川修治社長）
　「宇宙に行くというのは今までロケットしかできなかった。ジェットエンジンと一緒にして飛ばすということができるようになる。これが世界初」

　世界初の「回転デトネーションエンジン」は、宇宙旅行実現を目指す名古屋市緑区に本社がある「ＰＤエアロスペース」が開発したものです。

　今回、成功したのは、エンジン内で空気を取り入れ燃焼させる「ジェット燃焼」と、プロパンガスと酸素を使う「ロケット燃焼」の切り替え実験。

　推進力がより必要な時と、そうでない時の使い分けをして低燃費・低コストでの飛行が可能になるといいます。

　また、大気圏でも「ジェット燃焼」ができるため「ロケット燃焼」だけでは難しかった機体の上空での待機や、空港へ引き返すことも可能に…。

　「ＰＤエアロスペース」は実用化に向け、２０２４年にエンジンを実験機に積み「飛行実験」を行う予定です。


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