ピクセル・ハートブレイカー

「ピクセル・ハートブレイカー！」(Pixel Heartbreaker!) — フルバージョン

8bitサウンドとJ-Popの繊細なメロディを融合させ、デジタル世界に生きる恋心を描いたエレクトロ・チップチューン楽曲です。レトロゲームの音色と現代的なポップアレンジを組み合わせ、恋の高鳴りや切なさを電子的な質感で表現しています。

輝くアルペジオ、パルス波、ボーカルチョップが重なり、データの海で揺れ動く感情をひとつの物語として紡ぎ出します。恋心のバグ、更新できない想い、リセットできない記憶など、デジタルならではの比喩を用いながら、純粋でまっすぐな「好き」という気持ちを描きます。

チップチューン、ボーカロイド、J-Pop、アニメ音楽、レトロゲームサウンド、デンパ系、電子ポップが好きなリスナーに向けた楽曲です。懐かしさと新しさが同時に響く、物語性のあるサウンドを楽しめます。

キーワード：
J-Pop、チップチューン、8bitミュージック、電子音楽、ボーカロイド、デジタルポップ、アニメソング、ゲーム音楽、レトロサウンド、エレクトロポップ

◆ 【Intro — 8-bit Starlight】

ピコピコと響く8bitのアルペジオ。
星屑のように弾けるデータが、
静かに君の名前を描いていく。

【Verse 1】

きらめくビットの海の中、
どうしても君だけが光を放っていた。
手を伸ばしても触れられない距離に、
心の回路はうまく動けなくなる。

スキャンのたびに積もっていく未読の気持ち。
アップロードできない想いだけが増えてゆく。
夜を照らし続けるシグナルは止まらず、
独りではいたくないと願ってしまう。

【Pre-Chorus 1】

0と1で構成された気持ちが
こんなにも苦しくなるとは思わなかった。
ねえ、聞こえているのだろうか。
私だけが知るメロディが。

【Chorus】

ピクセル・ハートブレイカー。
胸の奥で震える音は止められない。
どうか更新してほしい。
君への想いを拒まないでほしい。

未来へ跳び込むように光れ。
ふたりで描くデータの花火。
ピクセル・ハートブレイカー。
選べるのは君だけだ。

【Verse 2】

青く浮かんだハートのアイコンに触れると、
また小さなエラーが返ってくる。
どうしてこんなに惹かれたのか、
理由など必要ないと思えてしまう。

リンクを辿れば近づける気がして、
期待ばかりが積み重なっていく。
止まらない恋のループは、
制御できないほど暴走しそうになる。

【Pre-Chorus 2】

リセットできない絆が
胸の奥で確かに光を放つ。
すべてのメモリーは君で満たされ、
逃げ道はどこにも残っていない。

【Chorus（Repeat）】

ピクセル・ハートブレイカー。
速まる鼓動はもう止められない。
どうか私だけを見てほしい。
君の世界さえ書き換えたくなるほどに。

揺れる波形のような声は、
ただ「好き」と言いたいだけなのに。
ピクセル・ハートブレイカー。
恋のCPUは限界まで回っている。

【Chiptune Break / Instrumental】

8bitリード、アルペジオ、パルス波、ボーカルチョップが重なり、
跳ねるような電子音が恋の回路を彩る。

【Bridge】

独りの夜、
君の声を探していた。
モノクロの世界の中で、
唯一見つけた光。

エラーばかりでも、
消し去ることのできないデータがある。
どうか届いてほしい。
この真実のラブコードが。

【Final Chorus】

ピクセル・ハートブレイカー。
涙さえ8bitに変わっていく。
それでも消えない想いは、
君へ向けたひとつのソースコード。

未来をともに描いていこう。
たとえバグだらけでも構わない。
ピクセル・ハートブレイカー。
君となら再起動できる。

【Outro — Digital Hug】

揺れる光の中で、
最後に残ったのは君の笑顔だけ。
また会えると信じている。
この記憶だけは消したくない。